衣装レンタル＆和装小物　フレンド

今回ご紹介するMyFunaサポーター企業は、44年前に寝具店として起業し、1994年からはレンタル衣装店として走り続けてきた「フレンド」。一番の取引先であった葬儀場の利用者が激減したことから、現在はキッチンカー事業にも乗り出しています。

主に店頭で営むキッチンカー事業。来店客があると事務所からスタッフが車に乗り込み、キッチンカー店員に早変わり！

葬儀場や美容院との提携やネットを介してのレンタルも

　北習志野駅から徒歩2分ほど、西友新北習志野店のすぐ近くに店を構える「フレンド」は、現在、森雅美さんが2代目代表となるレンタル衣装の会社です。

　創業は１９７７（昭和52）年。森さんの父・三上秀臣さんが新高根で「フレンド寝装」として営んでいましたが１９９４（平成６）年、布団の取り扱いを止め、北習志野の現在の場所に移転。当時はまだ誰もやっていなかったという葬儀屋を主な取引先とした貸し衣装と着付けのサービスを始めたのです。その後、ビジネスは軌道に乗り、２０１９年には、さらに葬儀に特化していこうと動き始めた矢先の新型コロナ…。葬儀は家族葬へと変わり、貸衣装の予約数も激減してしまいました。そこで森さんが取り入れたのはキッチンカー事業。店先にキッチンカーを置き、現在では通り行く人々がバナナジュースなどをを購入できる場になっています。

「チーム２丁目」のチームビルドにも貢献

　同社がある習志野台２丁目町会の広報委員も務めている森さん。同町会ではブログを使って町会活動を公開していますが、これは以前、森さんが提案したものなのだとか。「新しい人でも、町会行事や役員に関わりやすくしておきたくて。震災時など、パッと手を取り合える『チーム２丁目』でいないとね」と森さん。

卒業式シーズンに向け、今は袴のレンタル予約が入っている

予約や問い合わせが入るとその人の身長や年齢を考慮した商品をセットし、現場へ届ける

店舗前にはスタッフのアイデアで撮影スポットも登場している。“ハチミツが大好きなクマ”のぬいぐるみの衣装は、スタッフの手作り

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