2016年10月01日 配信

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ふなっこ畑の入り口横で鮮魚の移動販売を営む藤村宗和さん(75)は、鮮魚の移動販売43年の大ベテラン。長年培った鮮魚の知識と仕入れルートで得意のマグロを中心に、季節に合わせた売れ筋鮮魚を取りそろえる。
若い頃は工業製品の商社で営業マンとしてその手腕を発揮していた藤村さん。
29歳で独立、時代も手伝ってグングン事業を拡大。最盛期にはラーメン店や魚を扱う食堂まで手掛けた。
しかし、第一次オイルショックで会社は倒産。
「何度も地獄を見てきましたよ。私の人生、七転び八転びですから」と笑顔で振り返る。「どん底で、好きな魚を生業にしようと移動販売を始めた。右も左もわからない中、なんとか生き残ってきました。当時、千葉市内に100社以上いた同業は、今2、3社だけです」と話す。
「コンビニや回転寿司などで魚を食べた気になっている。安心・安全なものを買って、家族団らんの中でお母さんの手料理を食べるのが子どもたちの教育にとって大事。それに、魚は小骨がありカルシウムが豊富。怪我をしやすかったり、キレやすい子どもが増えているのは、カルシウム不足が原因。魚食の普及と正しい食事を広めることが私の使命だと思います」と、笑顔を見せた。

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ふなっこ畑

住所 船橋市行田3-7-1
電話番号 047-439-3061
営業時間 9:30~18:00
定休日 火曜日

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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