船橋市退職校長会とは、どのような組織でどのような業務があるのだろうか?
市内の中学校で校長を歴任してきた経験を持ち、平成27年に第15代目会長として就任された松岡毅さんに、船橋市退職校長会の活動内容などについて伺った。
船橋市退職校長会とはどのような組織ですか?
昭和40年に会員4人で設立した組織で、その名の通り船橋市で小中学校の校長をしていて退職した人が組織する任意団体です。52周年を迎え、現在(平成28年度5月末時点)は会員数352人、最高齢で96歳の方もいます。
昭和40年6月に設立した全国連合退職校長会があり、本会はその中の関東甲信越地区の千葉県退職校長会に属している組織です。
船橋市退職校長会の活動について教えてください
本会は会員同士の親睦、福祉の増進、地域社会の教育進展に協力するという3つを目的として組織しています。その目的を達成するために理事を中心に委員会活動・会員参加のクラブ活動やバス旅行、歴史自然散策などを行っています。
委員会活動やクラブ活動とはどのようなものがありますか?
委員会活動は学校支援委員会、研修委員会、広報委員会、福利厚生委員会、会則・会誌委員会の5つの活動があります。特に教育委員会から委託を受けて行っているのが教育相談としての「教育悩み事相談室」です。
同相談室は教職員、児童や生徒、保護者を対象に月曜から金曜の午前10時から午後4時まで市役所別館で行っています。
7人の相談員が交代で1人は常駐していますので、予約をされて直接来られてもいいですし、訪問や電話でもうかがっています。
クラブ活動は会員同士の親睦を図ることが目的の任意活動です。具体的には囲碁同好会、釣りクラブ、ゴルフクラブ、川柳クラブ、健康麻雀クラブ、散策クラブがあり、わたしは囲碁同好会と健康麻雀クラブに入っています。
松岡さんにとっての船橋はどのような場所でしょうか
私は学生時代バスケットボールを愛好していたので、昭和42年に教職に就いてもバスケットボールが頭から離れませんでした。なんとかバスケットの盛んな街にしたい一心でした。
本会ができた昭和40年ごろは人口も22万人ほどでしたが、現在は62万人超になっています。昔から船橋に生まれ育った人と、新しくほかの地からやってきた人とで、船橋は人口が増加する一方ですね。いかに船橋が魅力ある場所かがそれだけもわかると思いますが、今後ますます発展していくだろう船橋は、すばらしい場所だと思っています。
松岡毅(まつおかたけし)氏
プロフィール
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