▲夜は季節の旬に応じてコース料理を提供。冬は鍋料理など地元の食材を使ったメニューを取りそろえる
四季の旬を取り入れた家庭料理と 市場直送の魚を使った料理を提供
船橋駅南口から真っすぐ、国道14号を越えた先にある「季節料理ちひろ」。開業時は、同じ湊町内でも同所から数十メートル離れたビルの1階にオープンした。
ビルの取り壊しにより、1991年に同所へと移り、今年で創業38年を迎える。
店主の大野千尋さんは東京都出身。結婚を機に船橋に移住した。東京・市ヶ谷で、料理教室の助手を務めていた経験をもち、「人に食べてもらうのが好き」という千尋さん。結婚当初は専業主婦だったが、手料理をたくさんの人に食べてもらいたいという気持ちが強く、開店を決意。店名は千尋さんの名前である「ちひろ」とし、季節の食材を、気軽に味わえる家庭料理店としてオープンさせた。
店内はゆっくりとくつろげるようにと広い間取りで、カウンター7席、座敷は10席、テーブルが7席。約26人まで対応可能。
同店のメインは、季節の食材を盛り込んだ魚料理。鮮魚は、千葉市地方卸売市場内で鮮魚店を営む夫の力さんが目利きしたものを仕入れている。鮮魚以外にも野菜などの食材は、船橋産を含め、できるだけ地元千葉県産の物を使っている。
夜は完全予約制とし、季節に応じたコース料理を展開(2時間飲み放題付き5000円から)。コースには、お通し、刺身5点盛り、焼き物、煮物、季節のおすすめ、一品、生野菜サラダなどが付く。
焼き物は旬に応じ、タラバガニ、エビ、サザエ、ホタテなどから一品。「夏は枝豆を、冬は生ガキを出したりと、旬によってメニューは変わります」と千尋さん。
冬場にはふぐ、すっぽん、あんこうの鍋コースも用意する。
昼間のランチには、その日おすすめの煮つけ定食(900円)や、ウニ、イクラ、アナゴなど海鮮の丼メニュー(各1200円)をそろえ、副菜は季節の総菜を付けている。昼間は近郊で働く女性客が、夜はサラリーマンや昔からの常連でにぎわっているという同店。「おふくろの味が恋しい!と若い方もいらっしゃいますよ」と千尋さん。
▲ちひろと書かれた白いちょうちんが目印 |
▲小上がりの座敷は、4人席2つ、2人席1つ。店は15人以上で貸し切り可 |
▲できる限り千葉県産を使った魚料理がメイン |
季節料理ちひろ |
||||||||
|
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください