2016年04月01日 配信

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に見守りの目がある高齢者向けシェアハウスで健康寿命を延ばす

高齢者だけの世帯はリスクが大

ご存じの通り、日本では平均寿命が延び続け、65歳以上の高齢者が加速度的に増加しています。核家族化も顕著で、総務省の統計では高齢者だけの世帯は全世帯の2割を超えています。その半数近くが単身世帯で、支えてくれる家族が同居していない高齢者が非常に多いのです。
ひとり暮らしは、高齢者でなくても不安や孤独感などのリスクを避けて通ることはできません。まして還暦を超えるような年齢では、「今は元気だから平気」でも、ひとりでいるほど心身の健康管理は難しく、要介護へのスピードが速くなりがちです。年を重ねるうち、食事作りや掃除、外出もおっくうになり、栄養・運動不足で体調を崩したり、鬱状態に陥ったり、認知症になる危険性も高くなります。もし家で倒れれば、発見や治療が遅れて重篤化することも。人生の最終盤まで「ひとりきり」を押し通すことは、できるだけ避けた方が無難でしょう。

元気なうちに備えることが大切

一般にサラリーマンが寿命を全うするまでには、定年後約20年という時間があります。この時間をどう過ごすのか、もはや国民的課題と言ってもいいでしょう。というのも、その過ごし方によって健康寿命を先延ばすことが可能だからです。そこでこの度、ユニマットリタイアメント・コミュニティが立ち上げたのが、自立型高齢者向けのシェアハウス(賃貸住宅)です。年明け早々、第一号が船橋市にオープンしました。
高齢者向けシェアハウスは単に集うだけの住まいではなく、介護知識をもつコンシェルジュが24時間常駐します。要介護を防ぐための目配りや、入居者同士のクッション役を果たします。夜間に具合が悪くなっても即座に対応でき、本人はもちろん、離れて暮らすご家族も安心です。内装は完全バリアフリー。リビングの運動器具を自由に使え、希望すれば栄養士が管理する栄養バランスのとれた食事もできます。入居者同士がコミュニケーションをとることで、鬱や認知症予防も期待できます。「介護が必要になってから考える」時代はもうおしまい。「元気なうちに健康寿命を延ばす暮らし方を選ぶ」時代に入っているのです。

船橋ケアセンターそよ風

住所 船橋市夏見4-35-9
電話 047-411-0361

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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