2016年01月01日 配信

世界的な青年経済人組織JCIとはどのような組織なのか?また、JCIの副会頭とはどのような役職なのか?
世界の青年経済人が集まるJCIで中心的な役割を果たす役職「副会頭」小山さんの就任で船橋にどんな影響があるのだろうか?

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CI、JCとはどのような組織なのでしょうか?

J C I (Junior Chamber International)とは全世界119の国と4000を超える地域にあり、20万人の会員がいる世界で最も大きな青年団体です。20歳から40歳までの青年が、それぞれの地域で課題を持って地域がより良くなるように活動をしています。最も会員数の多い国は日本。国内各市町村や地域ごとにJC(青年会議所)があり、今年11月1日時点で697箇所、約4万人が加盟しています。中でも船橋JCは会員数約50人、まもなく設立から50周年を迎える歴史の深い組織で私はここに所属しています。

副会頭の職務とは?

毎年11月に世界のどこかの都市で行われる世界会議で翌年の副会頭を決定する選挙が行われます。今年は石川県金沢市で行われ、私はそこで2016年度の副会頭に選任されました。加盟各地域を17人の副会頭で担当し、各国青年会議所の強みや課題を検証、それぞれの地域がより良くなる活動を支援していきます。私は、モンゴル、フィリピンなどアジア・太平洋地域の6カ国を担当することが決まりました。JCは世界中にありますが、まだ立ち上げ段階で「事業をどのように企画し、運営したら良いのか」などという課題を抱えている国もあります。そうした地域で活動を始めるための手伝いを行い、根付かせることも職務の一つです。

JCIはどのような事業を行っていますか?

JCIのミッションは、「より良い変化をもたらす力を若者に与えるために、発展・成長の機会を提供すること」です。青年が自発的に成長できるフィールド、特にリーダーシップを育む機会を創造し、地域の問題に対し持続可能な解決策を生み出していきます。JCIは世界中にネットワークを持つ組織なので各種の国際組織とともに事業を展開することが多いです。国連とは2003年から「国連ミレニアム開発目標」を共有。「極度の貧困と飢餓の撲滅」や「幼児死亡率の引き下げ」など8つの目標達成のため戦略立案や運動を行ってきました。2015年からは「持続可能な開発目標」を目指して引き続き国連との連携を図っていきます。

JCIを船橋にどのように生かしますか?

副会頭の任期は1年間。市民一人一人が主役という認識のもと行政、JC メンバー、企業、文化人と世界の人材をつなぐパイプ役に徹します。また、わがまち船橋を世界に発信できればと考えています。海外との学術や文化交流など役立てることは多数あります。この街があるから今の私がありますのでこのまちへの恩返しをしていきたいと思います。

201601_koyama_pf.jpg 小山 良磨 氏

昭和53年5月
獨協大学卒業 日の出福祉会 理事長
平成16年
船橋青年会議所入会
平成25年
公益社団法人 船橋青年会議所45代理事業就任
平成26年
公益社団法人日本青年会議所JCI アジア・太平洋開発協議会
平成28年
現職

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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