2015年12月01日 配信

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船橋産小松菜とホンビノス貝」は小松菜パウダーを練り込んだ生地に小松菜のソテー、ホンビノス貝のワイン蒸しをトッピング。

石窯で薪を使って焼くアツアツのナポリピザ

船橋市役所からほど近い国道14号線沿いにある「街のピザ屋 コンパーレコマーレ」。イタリア語で「おじさんおばさん」を意味するという。
20 坪の店内には、白いテーブル席が28席。店主の吉田雅昭さんは福岡県出身だが、大学を卒業後上京、飲食系のチェーン店で働き、責任者としてステーキからパスタ、ピザへと作り方を学び従業員へ指導できるように準備していったという。そして25年を経て、自分でも店を開きたいと考え、大好きだったナポリピザ屋を開こうと決意。自宅は市川市にあるが、店を開こうと考えた時に周辺を調査した結果、当時人口増加率120パーセントの船橋が魅力的だったという。
「手ごねで仕込んだモチモチの生地に、特注の窯で薪を使って焼いた、アツアツのピザを食べてもらうことがこの店のモットー」と話す吉田さん。窯は南房総の窯屋に作ってもらった特注品、薪も大穴の梨農家から梨の間伐材を薪にしてもらい購入しているという。薪に関しては「ナラの木などを使っていたから梨の木も使えると思った。捨ててしまうなら薪として使ったほうがいいでしょ?やわらかい甘い燻製した香りがピザに移るんですよ」と吉田さん。
また、小松菜生産者や水産関係者との出会いから、船橋の小松菜やホンビノス貝を知り、船橋産品ブランドに認証された「船橋産小松菜とホンビノス貝」(1382円)やホンビノス貝のダシがきいた「チャウダースープ」(1058円)、「船橋産ホンビノス貝と三番瀬海苔のクリームソース」(1706円)など、今では地元密着の地産地消メニューも数多く考案している。
食材、燃料ともに地元密着の地産地消で、吉田さん自身「船橋に引っ越したいくらいなんですよ」とも話している。

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店舗外観。
入り口手前にはテラス席もある
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塩をほとんど使わない「チャウダースープ」は、
ホンビノス貝のダシでコクのある味が楽しめる
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壁には来店客が持ち込んだポスターなども掲示
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街のピザ屋コンパーレコマーレ
店主/吉田 雅昭さん

住所 船橋市湊町2-5-19
電話番号 047-406-3719
営業時間 ランチ11:30~14:30
ディナー17:30~22:00
定休日 月曜日

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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