2015年10月01日 配信

船橋市の少年野球チームを統率する学童部が抱える問題とその対策とは!?
24年前から、今なお現役で子どもたちを見つめ続けている河崎さんに市野球協会少年学童部の今を語ってもらった。

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橋市野球協会少年学童部とはどのような組織ですか?

野球協会少年学童部は、昭和51年6月に26クラブで発足。現在の加盟チームは 38クラブ。小学校1年~6年まで1500人の子どもたちが日夜練習や試合に汗を流しています。ピークは18年ほど前、当時は79クラブ、4000人の登録がありました。船橋市内には、昨年まで東西南北の4支部がありましたが、近年の少子化によって団員数が減少、今年から北部と東部を第一支部に、南部と西部を第二支部に統合しました。
協会では、春・夏・秋・新人戦・低学年大会の年5回の公式試合、船橋署長杯、船橋特定郵便局杯といった大会、支部対抗リーグ戦などを開催しています。また、現役を退いた野球選手や監督を招待した野球教室の開催も行っています。

協会が抱える現状の問題点は?

やはり少子化の影響は大きいですね。船橋市のチームは2年に1回は全国出場するほどの強豪チーム揃いです。昨年は習志野台ワンパクズが全国で3位に入賞。今年は、習志野台サンデーズが全国大会 出場を決めていますが、それでも団員の確保には悩まされます。
6年生が卒団するタイミングで、団員数が不足しているクラブ同士が統合するケースがよくあります。また、父親コーチが子どもの卒業とともに退団してしまい、経験が引き継がれていかないこともあります。1~2年は引き継ぎをしながら残ってもらえるように、各コーチにお願いしています。

河崎さんゆかりの船橋市は?

海老川のジョギングロードが好きですね。長津川の親水公園もそうですが、ジョギングしやすい場所が整備され、多くの市民が運動に汗を流せる環境があるのは素晴らしいと思います。
一方で、高瀬町の野球場のようにせっかく完成したグラウンドが、使用者目線になっていないためにひどく不便で活かされていないケースもあります。野球場がもう少し大きければ6年生大会でも2面フルに使用することができたこと、震災の液状化被害を受けて盛り土して頂いたのですが、排水の問題で1面が使用できないことが多いことなど、毎日使用している私たちに意見を向けてくだされば、より良いものを一緒に作れたのにと思うこともあります。市民と行政が一体になって街づくりができるようになると、もっと素晴らしい船橋市になるのではないかと考える部分もあります。

201510_kawasaki_pf.jpg 河崎 六郎 氏

昭和17年
熊本県生まれ

昭和40年
大阪商業大学卒業

昭和46年
船橋市に移住

平成2年より現職

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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