2014年04月01日 配信

◆ふなばしこんな会社

話を聞き和綴じ本に紡いでいく、
人生の「Memory Book」を制作

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JR船橋駅から徒歩10分の住宅街に、今までに歩んできた人生の話を1冊の本にしてくれる「有限会社officeSAYA」がある。
同社を運営するのは、ライター歴30年の小出広子さんと、編集者歴30年の長谷川智昭さん夫婦。広子さんは20代から女性誌のインタビュー取材等で経験を重ね、夫の智昭さんはシニア対象の雑誌で10年間編集長もつとめたという。
様々な取材を担当していくうちに、仕事のインタビュー以外に交わした雑談の中にも、面白い話やその人の歴史が感じられる事があると思った広子さん。出版社の編集長を勤め上げ、退職した智昭さんを引き込むような形で、11年前に同社
を設立した。「出版社に勤めていた時から、企画から編集、印刷、製本の工程を全部1人でやってみたかったので、和綴じにしました」と智昭さん。
依頼者は、本にしたい時期の写真を持ち寄り、用意された年表や地図などの資料を見ながら約2時間、思うがままに当時の話を語る。それを広子さんが書き起こし、智昭さんが編集。最後にA5版20ページ前後の和綴じ本にするのだ。完成した本を見て、「自分の知らない母の一面をみられた」などと、依頼者の家族からも喜ばれている。
後からページを追加し、再製本できるのが和綴じ本のメリットのため、「結婚記念日のお祝い」や「子どもの成長記録」など、今までを振り返りながらページを重ねていく「メモリーブック」として、若い世代からの需要も高い。
「思い出を語り、振り返ることは、自分の人生をもう一度見つめ直す 機会になると思います。そして、子や孫、ひ孫の世代へは、そのお 話が未来への生き方のヒントになるはずです」と、広子さん。
「自分史」(5万円~)の制作に限らず、俳句や絵手紙を一冊の本にまとめたり、ペットの写真集を作りたいなど、予算に応じてさまざまな想いを形にしてくれる。

◆有限会社officeSAYA

住所 船橋市海神1-4-10
電話 9:00~20:00
営業時間 047-426-1552
定休日 日曜・祝日

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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