手作りカフェ＆雑貨 Soeur Café（スールカフェ）

2013年09月01日配信

元の直売所で購入したにんじんや、八百屋で購入する野菜がふんだんに使われているBLT サンド（ドリンク付・1,180 円）

「まさに隠れ家」なカフェ

住宅地の真ん中にひっそりと

船橋市北部、二和向台駅から5分ほどの住宅地にかわいらしい雑貨で店内を飾り、手作りケーキや野菜をふんだんに使用したフードを提供する隠れ家のようなカフェ「Soeur Café（スールカフェ）」があるという噂を聞いて取材に伺った。

同店のオーナーは、前野啓子さん。小さいころから「お店屋さんごっこ」をするのが大好きだったという彼女は、民家を改装して小さな手作りカフェを開店した。間もなく開店から4年半になるという同店。利用者の多くは口コミを頼りに店を探し当てやってくるというが「一回でたどり着けるお客様は、なかなかいらっしゃらなくって…」と、いたずらっぽい笑みで教えてくれる。

店内を飾るアンティークの雑貨たちは共同経営の妹・秀子さんが、ヨーロッパで仕入れてくるものと、友人や姉妹の手作り品。「古い雑貨が好きなんです」という啓子さんが店の雰囲気に合わせたものをチョイスする。

高校生の時に趣味だった「お菓子作り」を活かして、地元産の食材を使ったケーキやメニューにもチャレンジする。食材仕入れの多くが近所の「二和向台商店会」や農家の経営する「直売所」。年に1回だけ鎌倉の野菜を仕入れ「夜カフェメニューには「かぼちゃマフィン」「チョコマフィン」（いずれも290円）や、「グレープフルーツジュレティー」（600円）など手作りのものが並ぶ。近所のママさんが集まるサロンとしても重宝されそうだ。

アンティークの雑貨が並ぶ店内	てんさい糖を使用したキャロットケーキ（400 円）
オリジナルレシピのグレープフルーツジュレティー（600 円）とカシスオレンジ（500 円）