ホウレンソウやミニトマト、トウモロコシなど四季折々の野菜やコーサイタイ、ズッキーニといったちょっと珍しい野菜もふなっこ畑に出荷している石井俊彦さん（29）、亜美さん（25）夫婦。

船橋中学校すぐ近くの畑で親子４人、年に１００種類以上という多品種を生産している。最近は、鮮やかな色の野菜や珍しい種類の野菜栽培に力を入れている。

農家の素晴らしい点を「家族で一緒に仕事が出来る」とする俊彦さん。逆に、農家の辛い所を「夏の暑さや、冬の厳しい寒さ」と語るが、一方で「太陽の下で仕事するのは気持ち良い。夏の暑さや冬の寒さがあるからおいしい野菜、美味しくなる野菜がある。そこが楽しい」と、心底農業を楽しんでいる姿がすがすがしい。近隣の住民の為に畑と自宅で直売所も経営しており、船橋駅周辺のレストランやバーでも俊彦さん夫婦の野菜を食べることが出来る。

将来は、「レストランを経営してみたい」と二人共通の夢を持つ。「でも、その前に早く一人前になって親を楽にさせてあげたい」と足元を見据え、親孝行な好青年だ。

◆ふなっこ畑

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