2012年11月01日 配信

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福祉、介護、医療業界における横の連携を築くために

船橋市内の福祉・介護・医療における各業界の枠を超えた連携を築こうと11月23日・24日の2日間でイオンモール船橋を会場にした「ふなばし福祉まつり」が開催される。

同イベントは、障害者団体が制作した作品や菓子・パンなど食品の頒布会(作品や商品の販売)をメーンに福祉・介護・医療それぞれの業界から「業界の枠を超えて横の連携を取れるようにしてゆこう。顔の見える福祉のネットワークを構築しよう」という趣旨に賛同した事業者や団体が、活動紹介や事業内容の紹介ブースなどを設ける。今年が初開催、民間主導でこのように業界の枠を超えたイベントを開催するという取り組みは市内でも初めてのケースだという。

旗振り役となっているのは、弊誌編集長の山﨑健太朗(36)。これまで、4年間に渡って船橋市内を取材で回り、本誌コンテンツの「船橋の福祉 リレーコラム」における執筆依頼を通じて知り合った福祉・介護業界の経営者や団体などにも声をかけイベントの枠組みを固める。

「これまで個々には、近所だからとか異業種での連携が必要になったからという理由でつながりをもっている事業者もあったようだが、理想としているのは市内全体で事業者間の連絡がスムースになってゆく事。そうすることで、より一層福祉サービスが向上してゆくことを狙う」と山﨑。「現在でも近隣他市と比較して医療や福祉・介護のレベルは高いと言われるが、異業種間で連携を取れるようになりたいという声は取材現場でよく聞く」とも。

また、連休中のショッピングセンターを会場とすることで、これまで「福祉」とは縁遠かった若年層やファミリー層に対しても福祉業界を知ってもらうきっかけになることを意図しているという。「明日、突然転んで病院のお世話になるかもしれない。家族に介護が必要になるかもしれない」などと、福祉が必要になる瞬間は突然やって来る。そうした時に、どこに相談したら良いのかがわかり、顔の見える人間関係が構築されていることで安心して市民生活が送れるというのだ。

ふなばし福祉まつり

日時 11月23日・24日 10時~18時
会場 イオンモール船橋(船橋市山手1-1-8)
イベントに関するお問合せ 047(421)1777
ふなばし福祉まつり事務局 株式会社フィット

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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