中心市街地の隠れ家カフェ 丁寧に淹れた珈琲が自慢
船橋西武ロフト館のすぐ裏手で昨年5月から営業を開始している古民家カフェ・コピエは、丁寧に入れた珈琲と落ち着いた雰囲気が人気の和風喫茶だ。
珈琲を入れるのは、大学まで女子サッカー界で活躍していたという店長の風間久未子さん。伯父・伯母にあたる岩山修久さん、岩山秀子さんと三人で店を切り盛りする。
古民家の良さを最大限に活かしている落ち着いた雰囲気の店内には、ピアノのBGMが流れ、ゆったりとした時間を演出してくれる。
同店がオープンする前、5年ほど空き家同然の状態にしてあったという古民家は、秀子さんと久未子さんの立ち話をきっかけにカフェに姿を変える事になった。日大理工学部出身の修久さんが自ら図面を引き、全て手作りでリフォームをした。その間、久未子さんは以前にアルバイトしていた「京都 小川珈琲」に志願しておいしい珈琲の淹れ方を学び直した。修久さんと夫婦で茶道裏千家の師範を務めている秀子さんは日本料理の知識を活かして、久未子さんと一緒に50種類以上のメニューを考案した。
人気のメニューは、トーストしたサンドイッチにかぶりつくと「サクサクッ」としたカツと、「シャキシャキッ」としたキャベツのコンビネーションが小気味よい音を演出してくれる「味噌かつサンド」(700円)や茶道の師範ならではの抹茶を使った「抹茶づくしパフェ」(650円)など。
珈琲が大好きという久未子さんが、「珈琲が好きな人がゆっくり出来る空間を創りたかった」と、こだわりを見せた同店は忙しい毎日の中に癒しを求める違いのわかる大人の口コミで評判になっている。
店内のテーブルやイスなどの調度品も岩山さんの 手作りだ。 |
5~6坪ほどの店内。テーブル席6席、カウンター席5席、 テラス4席でいっぱいに。 |
街角のお茶を知り尽くした茶道の師範が考案した 抹茶メニューの数々 |
駅からほど近い住宅街の真ん中にあるコピエ – |
オーナー/岩山修久さん(左)・秀子さん(右) |
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