2012年10月01日 配信

だれもが安心して暮らせる地域社会をめざして

船橋市福祉サービス公社は、平成6年3月に設立され、以来、市民福祉の向上のために活動してきたところですが、平成20年12月に施行された「新公益法人制度改革」により、千葉県より地域福祉の増進に寄与する公益性の高い法人として認定を受け、平成24年4月1日より公益財団法人として新たなスタートを切りました。

これもひとえに、皆さまのお力添えのお陰であり、市民の皆さまをはじめ、これまで支援を賜りました関係機関の方々に、衷心より感謝申し上げます。当法人の理念は、子どもからお年寄りまで、だれもが安心して暮らせる地域社会の構築にあり、多様な福祉ニーズに対するサービスの提供と福祉の担い手を育成する事業に取り組んでいるところでございます。

主要な事業として、高齢疾患及び障害等により、日常生活に支障がある方に対して、入浴や排泄の介助、家事援助等を行うホームヘルパーの派遣や視覚障害者(児)や知的障害者(児)等に対して社会参加の外出の介助や日中一時預かり等のサービスがございます。

介護保険法は高齢者介護を社会の共同連帯責任として制定されましたが、利用する際には、同居家族の家事は原則できず、草取りや衣替えは不適正事例として利用できない等の制限を伴うことから制度の隙間を補う事業や家族の負担を軽減する事業などを実施することも当法人の重要な役割となっております。

ひとり暮らしの高齢者へ日常的なお手伝いをする軽度生活援助事業、配食サービスやおむつ等の宅配サービス、高齢者の心のケアを行う傾聴ボランティア員の派遣のほか、子育て世代を支えるファミリーサポート育児や産前産後の母体保護を目的とした家事援助を行うさざんかホームヘルプサービス事業など、様々な事業を船橋市と連携を図りながら実施することで、福祉の増進に寄与しております。

介護保険や障害者自立支援法の施行以前から行ってきたホームヘルプサービス事業など実体験から得られた豊富な経験と知識を併せ、介護支援専門員、社会福祉士、介護福祉士、認知症ケア専門士、精神保健福祉士、看護師、管理栄養士、保育士等の専門職が相談に応じたり、認知症予防講座や在宅福祉に関する情報提供などの普及啓発事業などに携わっています。また、当法人では実施していないサービスについては、他の機関を紹介する等、解決策が見つかるようサ松本清 さん公益財団法人船橋市福祉サービス公社42常務理事ポートしています。

福祉サービスは高齢者や障害者に限らず様々な生活上の問題を抱えた人々が利用し、その状況に応じた各種サービスを適切に組み合わせることで、より効果的なサービスの提供が期待できると考えております。

東日本大震災から一年半になりますが、これ程、家族や人のつながり「絆」の大切さが叫ばれたことはありません。

これからも市民の皆さまが生涯に亘り住み慣れた地域で生活できるよう、そして「困った時に相談して良かった」と言っていただけるように、「総合的福祉サービス」の提供に取り組んでまいります。

公益財団法人 船橋市福祉サービス公社

住所 船橋市本町2-7-8-4F
電話番号 047(436)2832

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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