ランチオムライス(750円)はサラダとスープが付く。ドリンクを付けると+200円。
ミッドセンチュリーの香る店内に ふわとろのオムライスが自慢
オーナーの小濵哲也さん(38)は、高校時代の喫茶店アルバイトからそのまま飲食業界に。そのまま就職し料理人として幅広い知識と経験を重ねる中で、「いつまでもお客さんと接していたい」と、独立を考えるようになったという。独立資金を稼ぐため1日17時間という長時間勤務の日々を5年間続け32才で独立した。
同店に入るとどこか懐かしさを感じさせる調度品の数々が出迎えてくれる。すわり心地の良い椅子に癒される。店内の備品は、「触れてみて感触の良いものを選ぼう」と小濵さんが一つ一つじっくりと選び気に入ったものを使っているのだという。
「イタリアンやフレンチというように国籍やジャンルだけにとらわれず、自分が美味しいと思えるものをお客さんに提供できるように努力しています」と小濵さん。広い分野で経験を積み重ねてきたからこそ言えるセリフだ。カップルでの利用も多いというが8割が女性客。オムライスは注文が入るたび一からつくる。「やっぱり出来立てが美味しい。いつでも出来立てを食べてほしいから」と小濵さんのこだわり。
ランチのオムレツは、卵本来の甘みを感じられるよう何も混ぜない。成型できるようになるギリギリのところで火を止めるのだが、この絶妙なタイミングが独特のふわとろ感を演出しているのだ。
子どもの頃に読んだ寺村輝夫さんの絵本に出てくる『玉子が大好きな王さま』を思いださせる。気持ちをほっとさせてくれるオムライスの店だ。
通り沿いのこの看板が目印。ビルの2Fの店舗 |
ミッドセンチュリーの雰囲気にひたれる店内 |
自慢のオムレツはふわとろがウリ |
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店長/小濵 哲也さん |
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