2012年07月01日 配信

診療所のリニューアルでバリアフリー化

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明治18(1855)年、船橋病院を退職した高木雄説さんが本町通りに一軒の「内科」診療所を開設した。以来、150年以上の長きに渡って船橋市民の体と健康を看つづけてきた「高木医院」が、このほど診療所を建て替えリニューアルを果たした。現在の高木医院を経営するのは4代目の恒雄さん。船橋市医師会長の経験もあるベテラン医師だ。

築30年を過ぎたばかりの前診療所を壊し、バリアフリーの時代に相応しい診療所を建設した。診療所の入口はもちろん、診察室までの廊下も段差は無く車椅子でも楽々入れる広々としたワンフロアーの診察室が特徴。カーテンの仕切りを活用しプライバシーにも配慮を欠かさない。もちろん、トイレも車椅子対応だ。「これから高齢化が進むと車椅子での通院が増えてくる」と、高木医師。建物の耐用年数はまだまだ先だったが、高齢化に対して先手を打ったのだ。

同医院には入院設備は無いが、近隣の「板倉病院」や「船橋市立医療センター」との地域連携網により大きな手術を伴う病気にも迅速に対応できる。6月からは5代目の康博さんも日大付属練馬光が丘病院から戻り親子で診療にあたる。ベテラン医師と最先端医療に携わってきた青年医師が船橋の中心部で地域医療を担ってゆく。

◆医療法人ヨゼフ会 高木医院

住所 船橋市本町2-26-24
診療科目/内科・循環器内科
電話番号 047-431-2256
営業時間 /9:00~12:30(月~木・土)
9:00~11:30(金)
17:00~19:00(月~木)
定休日 日曜日・祝日

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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