日本にここだけにしかない落下傘部隊『第１空挺団』

 第1空挺団は、自衛隊唯一の落下傘部隊。防衛大臣の指揮の下、最前線で緊急性の高い事案に対応する組織だ。落下傘部隊が何故、習志野の地に置かれるようになったのか、古くは「習志野原」一帯が軍馬の放牧地だったことに由来する。
 昔の演習場は現在の演習場の5倍もの広さがあった。空挺団の降下訓練には広大な土地（降下場）が必要だったため、比較的首都圏に近い習志野原に本部を置いたようだ。
 また、空挺隊員は自衛隊の中で選抜試験により選ばれた隊員のみが、所属できるエリート集団であることも覚えておこう。災害などの有事に、真っ先に駆けつける隊員たちはサバイバル能力が高く、体力もさることながらロープ等を使用した救護能力や技術も有している。落下傘で敵地深くに侵入し、作戦を遂行するのだから当たり前の話だが。今回、東日本大震災においてはこの空挺団の能力がフルに発揮された。

第1空挺団の主な活動

東日本大震災　3月11日以降の活動

震災発生後まもなく、福島県での行方不明者捜索活動に従事した。

震災発生直後は、千葉県内の給水活動や物資輸送支援等を行う。

『一日も早く家族のもとへ』を合言葉に懸命の捜索を行う。

津波による多くの瓦礫を、根気よく丁寧に、取り除いた。

原発10㎞圏内に帰宅できない住民のためにも、全力で捜索活動をした。

『空挺館』が改修されました！

 今年12月に建設100周年を迎えるにあたり、改修工事が8月から開始されました。御馬見所として使用された風格を感じさせる歴史深い建物も長年にわたり風雨にさらされ老朽化が顕著であったことから、一般の見学者からも心配の声があがっていた。外壁・屋根の改修はもちろん、空挺館周辺の整備を実施しました。気品と風格がより一層増した『空挺館』を是非ご覧ください。

平成24年　必見！空挺カレンダー注文受付中！

1本1,000円

送料：1本300円、3本まで350円、6本まで450円、9本まで600円。
10本以上購入される方には地域により送料が違いますが、一律1,000円とします。

必ず、購入本数代金および本数に応じた送料を、郵便番号、住所、氏名、連絡先（携帯番号）、希望部数を明記したものを現書留用封筒に同封して、お申し込み下さい。

【お問合せ】047-466-2141（内207）空挺同志会事務連絡所

降下訓練初めのご案内

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください