2011年05月01日 配信

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「ワーカーズハウスぐらす」は、平成20年に設立した障がい福祉サービス事業所で、新京成薬園台駅前(滝台町)に本店があります。その後、ハンディを持つ働き者の仲間たちや地域の方々のご理解とご協力、そして頼もしいスタッフに支えられながら、第2作業所「るっこら」(二宮)、第3作業所「ろーざ」(八千代台南)と増えてきました。

障害者自立支援法に基づく指定障がい福祉サービス事業なのですが、それはあくまでも法律上の規定であって、働き者の仲間たちにとっては「サービス事業所」でなく「作業所」なのです。何故ならば働き者の仲間たちは、単にサービスを受けるだけの存在なのではなく、地域に対してサービスを提供する側だからです。それが作業であり労働です。少なくともそういう〈自覚〉を持って、仲間たちは毎日通ってきてくれています。

〈障がいがある〉という理由だけで、いつでも〈支援される側〉にいるという考え方って違うんじゃないかな。障がいがある人もない人もともに支えあう関係の中で、地域は優しくそして強くなっていくんじゃないかな。…そう思って「ぐらす」の活動を展開していきました。

「ぐらす」の作業品目のひとつに「便利屋」というものがあります。地域の方々が困っていることや頼みたいこと、それを「ぐらす」のスタッフと仲間たちで「便利屋業」として受けております。細かい作業が得意な人・力仕事が得意な人・いくら歩いても大丈夫な人・笑顔なら負けない人(笑)…それぞれの個性をつなぎ合わせてチームを作り、お客様からのご依頼の仕事をこなしていきます。公民館やアパートの清掃、網戸や障子の張替え、庭の除草や枝木の伐採、廃品回収やゴミ処分。今日は住宅改修の仕事に数名が出ております。「お客様の『ありがとう』のために頑張る!」…そこには〈障がい〉云々は関係ないし、まして「サービスを受けるだけ」の存在ではないのです。

平成23年3月11日。東日本大震災が起こりました。

経験もしたことのない激しい揺れと繰り返される余震。テレビが映し出す被災地の惨状。原発と放射能の脅威と計画停電。ガソリンや日用品の不足。
「ぐらす」の仲間たちも不安やストレスを抱えています。

被災地でもたくさんの人たちが頑張っているよ。

船橋にいる私たちも地域のために何ができるかを考えよう!

牛乳配達の仲間たち・お菓子作りの仲間たちは笑顔と元気もお届けしよう!「便利屋」の仲間たちやチラシ・カタログ・新聞配布の仲間たちも、お客様のために一生懸命仕事をしよう。不安やストレスを抱えながらも、仲間たちの心はまた一つになりました。

さらにさらに、地域のためにできることは何か。「ぐらすグループ」の作業所、「なゆた」がある浦安市では、道路の液状化による泥の噴出と亀裂、さらにはガソリン不足も加わり、自転車を倉庫から出して使用する方々が増えています。ところが久しぶりの自転車は、当然空気が不足しています。あるいはパンクしているものもあります。これではガタガタ道は走れません。自転車屋には、パンク修理を待つ人が列をなしています。

私たちにできること。現在第3作業所「ろーざ」の仲間たちが行なっている自転車の「ノーパンクタイヤ施工」をもっと広めよう。ご注文いただいた地域の各家庭に出向いていって、自転車や車椅子のノーパンクタイヤ施工を行い、働き者の仲間たちの元気な姿もお届けしよう!

「ノーパンクタイヤ施工」とは、自転車(軽快車)や車椅子の空気チューブに変えて、「パワーコア」という発泡性の弾力材をはめ込むことです。乗り心地は空気チューブ自転車とほとんど変わらず、パンクや空気圧減少の心配がいっさいなくなります。この素材は愛知県の企業が開発したもので、すでに特許を取得しています。(特許第4392055号)
通常船橋市内なら、お預かり&お届け&サビ取り・洗車等のメンテナンス込みで1台6,500円(車椅子は1台6,200円)。「My Funaを見た」と言っていただければ、1,000円割引いたします。いただいた料金は、障がいを持つ働き者の仲間たちのお給料に還元されます。

障がいを持つ人も持たない人も、ひとりひとりができることを精一杯頑張ろう!明るく前向きに頑張ろう!そして優しく強い地域を作り上げよう!…そのようなメッセージを福祉作業所の現場から発信していこうと思います。

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代表/友野剛行さん

指定障がい福祉サービス事業所
(多機能型事業所)
ワーカーズハウスぐらす

(県指定番号1212800781)
船橋市滝台町33-4
☎047-402-4276
E-mail:grass@hatarakimononoie.com
http://www.grass-group.com

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