2010年12月01日 配信

私は大学の最初の講義でいつもする質問があります。「宇宙人はいると思いますか?」「いる」「いない」反応は様々です。

答えは「宇宙人はいます」、我々地球人は正真正銘の「宇宙人」なのです。正確には「我々地球人以外に宇宙人(地球外知的生命体)はいますか?」と質問しなければいけないのです。

私は宇宙人はいると信じています。その根拠を述べましょう。

前回その1.宇宙の構造で宇宙のはては十の二十三乗キロかなただと云いました。つまり、ゼロが二十三個並ぶ数字です。これは天文学的数字で広大すぎてとても想像できません。そこで、宇宙を地球の大きさ(一万三千キロ)に例えます。すると、地球はどの位の大きさになると思いますか?なんと、一ミリの十億分の一なのです。

我々地球は宇宙という広大な中ではその存在すら確認できないくらい小さな存在なのです。

ですから、この広大な宇宙の中で地球だけが生命のいる特別な惑星であると考えること自体非常に無理があると思いませんか?宇宙には地球のように生命を持った惑星がたくさんあると考えた方が自然ではないでしょうか。

それでは、どのくらい存在するのか。この疑問を解くためにドレーク博士の提案した式があります。今まで、多くの科学者がこの式を用いて計算をしました。我々の銀河系だけでも数千個存在するという数値から、一個も存在しないという数値まで様々報告されています。今現在こうした式に頼らざるを得ないのが現状です。

次回はUFO(未確認飛行物体)の存在について述べます。

【筆者プロフィール】

小池惇平(こいけ・じゅんぺい)

昭和18年長野県生まれ。元国立大学法人東京工業大学教官。

現在青山学院大学非常勤講師。
日本宇宙少年団千葉コスモス分団団長。専門は宇宙生命科学。

理学博士。船橋市宮本在住。船橋中央ライオンズ会員。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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