2010年07月01日 配信

takanotaiko1.jpg子ども達の卒業と同時に親が入れ替わる事も多いという

御瀧不動尊の協力で、今回10周年を迎える

御滝不動尊の境内に威勢の良い太鼓の音が鳴り響き、元気の良い掛け声が聞こえてくる。桜の時期恒例の『高野太鼓&御滝ソーランまつり』だ。小さな子どもから大人までが心を一つにし和太鼓に向かう。幼児の演じるお猿のかごやは実に愛らしく、鳴り響く太鼓の音に合わせたソーラン節が会場に熱狂的な空気を運ぶ…今回で10回目を迎えた『高野太鼓&御滝ソーランまつり』。企画から運営まで全てが『子供和太鼓高野太鼓』の手作りなのだ。

シンプルなだけに、思いやりの心が育つ

大久保代表が、自宅を開放するような形で子供たちに太鼓を教えるようになったのが平成2年。現在は、市の社会教育団体になり二和公民館と八木が谷北小学校で活動をしている。「和太鼓は誰にでも出来るシンプルな楽器。しかし、相手の音を聞き、音を合わせなければ曲にならない。そこに思いやる心が生まれ協調性を学べます」と大久保さん。子どもが主体の高野太鼓は昨日入った幼児でも何らかの形で本番に参加させる。「経験が大切なんです」と大久保さん。目的を持って活動することの大切さを伝えているのだ。

「学校や高野台自治体、新京成電鉄さんなど様々な方の協力があって私たちの活動が成り立っている」と大久保さんが語るように地域からの支援は大きな力となっている。

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年間に数十回の公演を行う

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第11回高野太鼓御滝ソーラン祭りの様子

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今年の10回大会の様子

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入った次の日から子ども達は本番の舞台に臨む事もある

船橋市高野台
代表/大久保春雄
電話/047-449-0303

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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