2010年04月01日 配信

konnithiwa-1.jpg造形作家
津田のぼるさん

 

 

どこにもないけれども
どこか懐かしい津田さんの世界

 

 

 「これが従者のサンチョでこっちがドン・キ・ホーテ。このパンツは焼酎の蓋で、この筋肉は空き缶のプルタブで再現しているんです」と、優しい笑顔を絶やさず、好奇心がいっぱい詰まったくりくりの瞳を輝かせ説明してくれた。
 
 
 津田さんは、ビールやジュースの空き缶などありとあらゆる缶・プルタブ・爪楊枝・王かんなどなど普通だったら捨ててしまうような、何でもないものを使って独特の世界観を演出する『造形作家』だ。
 
 
 マスコミや都内の有名ギャラリーなどでも引っ張りだこの津田さん「こんなものを作りたい!この形を活かしたらこんなものができるんじゃないか…?」と創作意欲の赴くままに作品を創る。

 
物を大切にする心
―缶響造形から環境造形へ―

 
 
 創作活動を通じ「子供たちに物を大切にする心を持ってもらいたい。何でも捨ててしまうのは簡単。応用して使えるものがあったら想像を働かせてみて欲しい」とメッセージを込める。
 
 
 空き缶やクッキー缶などは、どこから集めてくるのだろうかと尋ねると「小学生や近所の商店主などが寄付してくれるんです。『先生これ使って!』ってね」とニッコリ笑う。

 今後は、3/21(日)~3/27(土)までギャラリーグラナダ(目黒区中根2-15-20)で『内宇宙の鼓動展』。7/30(金)8/4(水)コスミックフュージョン展大崎0美術館、9/1(水)~9/6(月)第10回環太平洋展2010がタワーホール船堀(東京都江戸川区)、中国湖北省武漢市(10月上旬)アサイズアートギャラリー(カナダ/11月中旬)などが予定されている。

 電話予約の上であれば、津田さんのアトリエ見学も受け付けてくれるとの事。直接、津田さんの世界観に触れてみては。

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【プロフィール】
船橋市楠が山町70-1
TEL/047-457-6360
E-mail/CBM08452@nifty.com

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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