2009年12月01日 配信

 船橋産の落花生を取り扱っている数少ない落花生の販売店が三咲にある『さとうの落花生』だ。この店を経営するのが、佐藤昭商店。現在2代目にあたる代表取締役の佐藤秀樹さんに話を伺った。sato_main.jpg

 「私の父、佐藤昭が肥料を扱う会社として開業しましたが、当時この付近には、落花生農家が多かったのですが、加工会社に納める前に、土のついた落花生を洗ったり、からを剥いたりする業者がいなかったので、弊社でこれらの作業を行うようになったことが、この商売の始まりです。その後、落花生を小売販売して欲しいという要望があり、加工販売をすることになりました」

 今では、三咲付近では僅かとなった落花生農家と専属契約を結び、船橋産のゆで落花生を販売している。又煎り落花生も八街産の他、八千代・白井・印西の農家から直接仕入れ、自社で天日干しをしている船橋唯一の業者である。

サラリーマンを経て会社を継ぐことに

 

 

 「落花生の加工の手伝いはしていましたが、本格的に仕事をするとなると一から覚えることばかり、社長も職人気質なので、教えてもらえることはなく、一つひとつの作業を見ながら覚えていきました」豆の育ち方や畑の違いを見極めて、煎り加減・ゆで加減を変えなければ、香と食感のよい落花生ができない。毎年違う気候から同じものはできないといわれている落花生だけに、豆の良し悪しを見る目を養うことも大切だという。

今後、どのような展開をお考えですか

 

 

 製造の立場からは、効率を考えがちですが、常にお客様に納得していただける良質な商品の製造・販売を心掛けています。また、落花生農家を絶やさないような環境作りを務めていくこと、自社の畑も作っていければと考えています」落花生を通して、生まれ育った地元に感謝していきたいと佐藤社長は語る。

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【株式会社 佐藤昭商店】船橋市三咲9-1-11

代表取締役/佐藤秀樹
電話/047-448-6011

http://www.dozaya.com/

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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