ふなばしこんな会社自分が受けた恩を返したい…。子育て応援ミニミニ情報誌「たね」の発行を決意。

2009年07月01日配信

大神宮下の駅から徒歩1分。道路を挟んだ斜向いに保坂さんの経営するフラワーショップDAISY-HILLがある。決して大きなお店ではないけれどもちょっと覗きたくなるようなかわいい花々。センスの良いPOPが「ちょっとガーデニングでもやってみようかしら」と気軽に土いじりにいざなってくれます。

子供の頃から華道をたしなみ、早くから花に親しんでいた保坂さん。本当に花の良さを知ったのは育児に奮闘しているときだった。「どこに出かけてもあわただしく時間に追われるような毎日が続いていましたが、花の世話をしているとその成長に安らぎを感じることができました」と当時を振り返る。

「幼児の手を引いて、赤ちゃんを抱っこして、ママバックを抱えてバスに乗るのって本当に大変なんです」そんな時に受けたさり気ない親切を、自分よりも下のママたちにもしてあげたいという気持ちが店の中にカフェコーナーを併設させた。地域で何でも話せるママ友達がいたら…親同士でつながる事が出来ていたら…起こらなかった不幸な事件もあったはずです。

保坂さんが目指すのは『街のお花屋さん』。花を通じて人の人生にふれることが出来る、『人と人とのつながりを感じられるライブ感のある』お花屋さんを目指している。

そんな保坂さんが6月から手掛ける新しいチャレンジが子育て世代向けのミニミニ情報誌『たね』の発行。「子育てに奮闘するママへ〝知っていたらちょっと生活が楽しくなる情報〟や〝子育てをしながら夢を実現した女性のインタビュー〟など気になる情報が満載で船橋市を中心に八千代・習志野・市川の飲食店などで季節ごとに無料配布する。