2021年04月01日 配信

市内にある保育園・幼稚園・支援センターなど、子どもたちを見守るさまざまな施設の人に話を聞き、それぞれが描く「船橋の子ども達の未来」を語っていただきます!

インタビュー 学校法人聖明学園 古和釜(こわがま)幼稚園

船橋市松が丘4-32-1
[電話] 047-464-3030
[定員] 400人
[開所時間]8:30~14:00(時間外保育あり)

時代の流れに合わせた幅広い子育て環境に対応するため進化し続ける幼稚園。葛馬玲子 園長に同園の特徴を伺いました

――「古和釡幼稚園」とはどんな園ですか?

 創立者・金子聖明が、先祖伝来の土地約3,000坪を提供して昭和44年4月に設立した幼稚園です。私もこの園で昭和53年から教員を務め、平成17年に3代目園長に就任しました。

 私自身が5人の子どもの母で、子育てに関しては周囲のサポートが重要であることを誰よりも実感してきました。そのため当園では、共働き世帯向けの時間外保育や長期休暇中の預かり保育にも約30年ほど前からから取り組んでいました。そのほか、未就園児向け教室・一時預かり・小学6年生までの学童保育など、できるだけ幅広い子育て環境の支援をすることに努めています。

 おかげさまで、最近では卒園生の子どものみならず、孫まで3代続けて通ってくれる人たちもいます。

――園の取り組みとして、行っていることは?

 子どもたちの可能性の素地をつくるために「たくさんの経験」と「人との関わり」を大切にしているため、行事や活動がかなり多い幼稚園です。例えば、園で管理をしている農園でのそら豆やさつま芋・大根の収穫体験や、月1回の老人ホーム訪問、浴衣など伝統文化に触れる機会として開催する盆踊り会などがあります。外部講師を招いての体育やリトミックなども実施し、特に屋内温水プールを利用して6〜12月に実施する水泳は、スイミングスクールに通わなくても泳げるようになると好評です。

 また、定員400人という規模の大きさは、人間関係を育むのにとても良い環境だと思っています。たくさんの友達や先生と関わる中で、自分の意見の伝え方や相手を思いやることの大切さを学んで欲しいと思っています。

――未来予想図を教えてください

 当園の教育目標の中に「将来、国際社会に雄飛できる人を育てる」という言葉があります。これを体現すべく、先代の園長の時から、園のプログラムに英語教育を取り入れてきました。私が園長を引き継いでからは、それをさらに発展させる形で通常の保育を全て英語で行う「イングリッシュクラス」を平成30年から開設し、昨年には初の卒園生を送り出しました。

 これからますます先の読めない時代を過ごす子どもたちには、挑戦する心が大切だと思っています。私たち自身も時代の変化に合わせて挑戦し続けています。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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