2023年07月30日 配信

「船橋のなし」を食べよう!送ろう!

今年も梨のシーズンがやってきました!船橋は全国でも有数の梨生産地。100を超える梨農家があり、直売所も数多くあります。直売所では、梨の注文を受け付けているほか、市場には出回らない品種の梨が手に入ったり、畑で採れた野菜を一緒に販売する園などもあります。この時期にしか味わえない、上品な甘みでみずみずしい「船橋のなし」。買って食べて送って、美味しさを分かち合いましょう!!

船橋のなしはここで買える!

6つの地区をマップで紹介。店舗によってはオリジナルの箱を使ったり、毎年人気の「ふなっしー」デザインの箱を扱う店舗もありますよ。(8ページ参照)各農家さんの紹介や、場所の詳細マップは「船橋のなし」サイトで閲覧できます。https://funanashi.myfuna.net/

ファン待望!お待たせしました!
ふなっしーの梨箱2023

今年は、箱全体がふなっしーカラーの黄色をベースに、POPなアメコミ調のデザイン。ふなっしーお梨箱には、「船橋のなし」の「秀」「優」「良」の等級のうち、「秀」の中でも特に品質の良いものが詰められているので、贈り物にも最適!


今年のデザインはこれ!

★オリジナル5kg箱
手に入る場所はマップで確認!マップの★のマークの直売所で買えます。「船橋のなし」Webサイトでも購入可能

オリジナル梨袋2kg用
直売所限定で、梨を入れるための専用ビニール袋にも「ふなっしー」が
※画像はイメージです

 
 
 
梨トピックス
昨年は梨1玉1万円の梨が登場!
昨年話題となったのが、桐箱に入った1玉だけ巨大梨「新高」が入った1万円の梨。今年も新たな試みが練られているところだとか…!
 
 
農家さんの丹念な作業とチャレンジ精神が詰まった梨
桜の季節、梨農家さんは花見をする暇もなく、親族、仲間総出で花粉の交配作業を手作業で行っています。そして右の写真は、新品種「秋満月(あきみつき)」の畑。新しい品種にも果敢にチャレンジし、後世に繋いでいく思いも梨に込められていると思うと、1つ1つをしっかり味わいたくなりますね。
 
今年も梨の季節がもうすぐやってきますね。梨といえば、幸水、豊水、新高などが思い浮かぶと思いますが、最近では新たな品種にチャレンジする農家さんも。
今年の梨の生育状況や新たな品種について、二和東にある「梨の船芳園」の加納芳光さんにお話を伺いました。
 
 

船芳園園主・加納芳光さん

 
—今年の梨の状況は?
 
今年は開花が早かったので、幸水の収穫時期は去年より10日ほど早い7月25日ごろになりそうです。実の肥大は順調で例年並みです。
 
—新しい品種にもチャレンジされているとか?
 
数年前から新しい品種で糖度が高く大玉の「トーキョーMallie(マリー)」や「トーエリーアリスキョーEllie(エリー)」、「有水(アリス)」などに力を入れています。実が安定してなるまでに5年以上かかりますが、苗木や接ぎ木で増やし、「蜜症」が出やすい豊水との切り替えを図っているところです。仲間には秋満月を作ってる人もいますよ。
 
—価格は例年並みでしょうか?
 
昨年からの資材や肥料の高騰が止まらないのを受けて、3kg、5kgの箱は数百円の値上げもやむを得ない状況です。
 
「トーキョーEllie」。幸水や豊水のような甘さで日持ちが良く、皮に光沢があるのが特徴
 
 
編集部より
蜜症が出やすい豊水の栽培をやめる農家さんがいる、という話も聞いたことがありますが、新品種の切り替えを試みている農家さんもいるんですね。「トーキョーMallie(マリー)」に「有水(アリス)」など、ユニークな名前の梨はどんな味がするのか、とても気になります。まだ市場に出回らない品種に出合えるのも直売所ならでは。見かけたらぜひ味わってみたいですね!
 
毎年人気の「ふなっしーの梨箱」は、今年はデザインも形状も大幅に変わって、さらにパワーアップ。市内で幅広く利用されている「船橋のなし」の梨箱も、大学生がデザインした箱に新しくなりました。その他、店舗オリジナルの箱も。
 
梨の妖精「ふなっしー」デザインの「ふなっしーの梨箱2023」
 
透明テープを使ったり、あて紙をした上でバンド留めしたり、伝票ものし紙を付けた上に張るなど、箱をきれいに使ってもらえるような工夫が!

約5kg箱

今年は、箱全体がふなっしーカラーの黄色をベースに、POPなアメコミ調のデザイン。箱の形状も新しくなり、蓋の部分が片方に全開するタイプになりました。段ボール自体も強度があるので、梨を食べ終わったあとも、大切なものを入れる保管BOXとして使えるのもうれしいですね。

 NEW! 大学生がデザイン「船橋のなし」の出荷箱

JAいちかわと千葉工業大学が、JA設立60周年を記念した地域活性化コラボレーション企画として、「船橋のなし」の新しい出荷箱ができました。創造工学部デザイン科の学生9人が61点の案を出し、大学と生産者、JAが4回の会議を重ねて選んだそう。「船橋のなし」のおいしさが、箱そのものから最も伝わってくることが評価され、同大学の吉田朗人さんのデザインが選ばれました。これまでと違ったスタイリッシュなデザインに注目。


吉田朗人さん。7月12日には新しい「船橋のなし」の箱のお披露目会も

店舗オリジナルの箱


大長園

オリジナルの箱を用意している店舗もありますよ。かっこいいデザインの箱は、贈り物にも喜ばれそう。


船芳園

地区の組合が作った箱

大穴地区では組合で作った梨箱もあります。20年ほど前から同じデザインでずっと使われているとか。昔ながらの雰囲気もいいですね。

NEW! 千葉ジェッツふなばし梨袋 

今年登場した「梨袋」はBリーグ「千葉ジェッツふなばし」コラボの梨袋。「地元の農家さんたちと一緒に地域を盛り上げていきたい」という「JAいちかわ」の思いから誕生!今年は梨の直売所にジェッツを応援するノボリも掲げられる予定です。「ジェッツ梨袋」に入った梨は「JAいちかわ船橋梨撰果場直売所」(豊富町)で購入できるほか、一部の直売所で購入可能。

豊富小学校では梨園で生産者と収穫体験

なし博士がいる学校?

豊富小学校3年生の総合学習で「なし博士になろう」をテーマとした、梨について学ぶ授業が!教室で資料を調べるだけでなく、7月と9月に地域の鈴果園(金堀町)の協力で実際に梨園に行き、梨の栽培、種類、収穫の仕方など農家さんから直接教わっています。

 

 

 
 
 
 
 
 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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