この人に聞きました!
魚商アーストレーディング スタッフ 及川 春菜さん
場内・水産物部仲卸店舗売り場に2018年から店を構えている「魚商アーストレーディング」。取り扱う主な商品はマグロで、全国300店舗以上で展開する飲食店チェーンなどが主な取引先。
現在の同社代表は創業メンバーの一人でもある路川博章さん。「輸送方法、保存状態、捌き方、料理方法によって、どんな食材でも驚く味を創り出せるはず」と創業した思いを話す。
創業メンバーは、長年、魚市場の仲卸として魚を流通させる仕事に携わってきた人たちで、路川さんもマグロ屋で20年間働いていた。船橋市場で勤務していたこともあり、顔見知りも多いこの場所で店を構えることを決めた。
冷凍には「3Dフリーザー」を使い、食品全体を包み込むように冷却・冷凍を急速に行うため、ムラが無く、解凍後のドリップが出にくいのが特徴だという。
しかし、現在の新型コロナウイルスの影響で、取引先の飲食店が休業し、商品の卸先を失った。そこでSNSを活用。4月下旬から一般家庭をターゲットに魚の詰め合わせを販売。「思った以上の反響で驚いていた」とスタッフの及川さん。
路川さんは「今後は船橋市場をもっと活性化させていきたい。年間事業だけでなく、解体ショーとか、著名人を呼んでのイベントとかもしていきたい。船橋はもちろん、銚子や勝浦の魚についても、船橋から発信していけたら」とも打ち明ける。
「お魚屋さんの玉手箱」と題した詰め合わせ(3500円、税込)。5月10日までの第1弾は船橋市市内なら配達してもらえ、市場で引き取りの場合は300円引きに。「普通に買うと5000円は超える内容」と及川さん。注文は電話(047-489-5830、月~土9時~17時)かインスタグラムのダイレクトメッセージで受け付け
場内水産物部3号通路の店頭では、一般家 庭の人も買いやすい商品を並べている
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