2020年08月02日 配信

市船バスケ部出身・千葉ジェッツふなばし入団

赤穂 雷太さん(21)

 
思い出が詰まった、母校・市船バスケ部の部室前で。「市船は『自分も練習を頑張らないと』と思える大切な存在。自分がしっかりプロで活躍することで後輩たちの目標になれたら一番うれしい」

さらに高いレベルを目指して第二の故郷・船橋のプロチームに!

 7月に「千葉ジェッツふなばし」に入団した赤穂雷太選手は、船橋市立船橋高等学校のバスケ部出身。地元船橋でプレーしていた選手からのプロ入りに、たくさんの人が期待を寄せている。

 石川県七尾市で、バスケットボール一家に生まれた赤穂選手。父はバスケの元日本代表、姉二人はWリーグの選手で妹はジュニアの石川県代表。赤穂選手は中学時代からバスケットボールを始め、市船へ進学。バスケットボールを続けた。

 現在身長は196センチだが高校入学当時は目立って大きかったわけではないという。当時の監督、近藤先生は「体格も実力も、卒業までにかなり伸びた」と話す。赤穂選手は「練習は厳しかった。怒られたのも今ではいい思い出」と振り返る。「近藤先生が自分の特徴を認めて導いてくださった。今の自分があるのは高校での3年間のおかげ」ときっぱり。

 千葉ジェッツについては、「自分のプレイスタイルに合う」と赤穂選手は話す。「富とがし樫選手は日本を代表する選手。日頃の練習で盗めるものはどんどん盗んでいきたい」と目を輝かせる。「ゆくゆくは日本代表選手になりたい。まず今年はプレイタイムを勝ち取って、結果を残すことが目標」とも。第二の故郷と言える船橋を新ステージに、温かい声援を受けながら、今は練習に励んでいる。

上:母校を訪問。都丸校長先生(左)とバスケ部恩師・近藤教頭先生(右)、ジェッツ田村社長(右端)と一緒に
下:チームの練習着を着て練習する赤穂選手。背番号は6番。幼い頃から尊敬している元阪神タイガース・金本知憲選手と同番号に、密かに心を躍らせている

プロフィール
1998年、石川県七尾市生まれ。身長196cm。2014年七尾東部中学校を卒業後、同年、船橋市立船橋高等学校入学。2017年青山学院大学入学、バスケットボールを続ける。2020年1~3月、Bリーグ「横浜ビー・コルセアーズ」にアマチュア特別指定選手として在籍。7月、千葉ジェッツふなばしと特別指定選手(プロ)契約。ポジションはポイントガード

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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