2023年11月30日 配信

今夏、小学生チームは全国優勝!
千葉水球クラブ

 船橋などを拠点に活動する小中学生の水球クラブ。 小学生チームは悲願の全国 1 位に。
中学生も4位入賞の快挙を成し遂げたクラブ。


水球大好きなOB、OGが指導し支えている。代表の斉藤さん(2列目右から2番目)と前代表の古宮一郎さん(右端)
※古宮さんは10月に逝去されました。謹んでお悔やみ申し上げます

水球はハードなスポーツ

 「千葉水球クラブ」は現在小学年生から中学生まで34人が所属する水球クラブ。

 水球とはプールで行うハンドボールのような競技で試合は水深約2メートルのプールで足を着くことはできず、泳ぎ続けなければいけないハードなスポーツである。

 ふだんは千葉県の「県立学校体育施設開放事業」の制度を利用して、船橋市、八千代市、習志野市などの高校や大学などのプールで練習をしている。

 練習中はほぼプールの中で泳ぎ続け、ゲーム形式の練習では小中学生が一緒にプレーする。クラブに入ると、まず泳ぐ練習や立ち泳ぎの「巻き足」の練習をし、小学生でも巻き足ができるようになると深いプールで練習するのだという。

歴史あるクラブから日本代表を多く輩出

 「千葉水球クラブ」の発足は1995年。「『若潮国体』(1973年)で優勝した千葉県水球チームのメンバーで教員となった人たちの声かけでジュニアチームが発足したのが始まり」と代表の斉藤絵美さん。斉藤さん自身も同クラブの出身で、斉藤さんらOB・OG6人のスタッフがチームを支えている。

 過去に同クラブから「2020東京オリンピック」出場の小出未来(みく)さん、U16代表の傍嶋さくらさん(葛飾中3年)など日本代表を多く輩出しているが、チームが日本一に輝いたのは今年8月の大会で小学生チームが初となる。今夏、中学生男子、女子の両チームも4位に輝く快挙を遂げ、チームは喜びで沸いた。現在は来春の同大会目指して練習に励んでいる。


練習風景。ボールを追って水しぶきがあがる


ゲーム形式の練習。シュート時、キーパーも水面に上体が浮きあがる迫力あるプレー


「第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会」で優勝した小学生チーム。金メダルを手に笑顔がこぼれる(「千葉水球クラブ」提供)


入会資格として、25m以上クロールと平泳ぎが泳げるのが望ましい

千葉水球クラブ
代表:斉藤絵美さん
連絡方法:r.goope.jp/chiba-wpc/(サイト内体験募集から)またはインスタグラム(@chiba_wpc)
メンバー数:34人
活動場所:船橋市、八千代市、習志野市などのプール
練習日:水・土・日曜(夏季は火木土日曜)

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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