75年続く男声合唱団
HG(ハーゲー)メンネルコール
HGメンネルコールは船橋市を中心に活動している男声合唱団。市内の公民館を中心に月に4回練習に励み、合唱祭に参加したり定期演奏会などで発表しています。
指揮・指導の大嶋和野さん、会長の柏戸正英さん、ピアノのマグルーダー雅子さん(前列左から)とメンバーら。「音楽や合唱が好きな方、一緒に歌いましょう」と呼びかける柏戸さん
75年続く男声合唱団
船橋を拠点に活動している男声合唱団「HGメンネルコール」。2年ごとに定期演奏会があり、現在は来年5月に船橋市民文化ホールで開催予定の定期演奏会に向け準備中です。
男声合唱独特の美しい「心のハーモニー」を奏でるため、市内の公民館などで月に4回練習に励んでいます。
1947(昭和22)年に発足。船橋在住の日本合唱界の実力者、故秋山日出夫先生に指導をお願いし、厳しい練習を重ねて1951(昭和26)年から3年連続、全日本合唱コンクールで優勝したこともあります。
会員は現在30人、コロナ禍で困難な時期もありましたが、昨年1月に習志野市で小演奏会を実施。人数制限などはありましたが、演奏できる喜びをみんなで味わいました。今年5月には君津市で千葉県合唱祭が開催されて参加。久しぶりのマスクなしの合唱は、出演者も観客も感動しました。
コロナ禍を乗り越え活動も活発に
6年前から指揮・指導にあたる常任指揮者・大嶋和野先生は、正確な音と豊かな感情の曲想を求めて指導します。作曲もするので「選曲の幅が広がっている」と話す団員も。マグルーダー雅子先生はピアノの演奏力に加え、音のずれをすぐに注意してくれるので、団員は「きれいなハーモニーを奏でることに集中できる」と話します。
会長は、全国3連覇のメンバーの一人で、70年間歌い続け、90歳を超えた今も活動を続けている柏戸正英さん。会員は「みんなでコロナ禍を乗り越え、新しい飛躍をしたい」と声をそろえます。
練習風景低音パート
練習風景高音パート
男声合唱独特の美しい倍音が奏でる「心のハーモニー」を求めて、大嶋先生の指導のもと練習に励んでいる
2018年千葉県合唱祭の様子。船橋市合唱祭にも積極的に参加
代表:柏戸正英さん
事務所:船橋市前貝塚町1168-5
TEL:047-430-9705(増田)
連絡メール:HGmannerchor@gmail.com
メンバー数:30人
活動場所:船橋市
練習日:木曜日3回と日曜日1回
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください