2022年11月30日 配信

1991年結成のビッグバンド
サウンドストリームジャズオーケストラ

船橋を拠点にして活動する社会人ビッグバンド。
ビッグバンドとしては船橋市初の登録団体で、今年で31 周年を迎えた団体です。


この日は宮本公民館講堂で11月27日の記念リサイタルに向けて音合わせが行われた。「演奏する側のスキルが歳のせいで衰えないよう、あえて速い曲を選んでるんです」と有坂さん。ビッグバンドは1人1役で、この日は各パートごとのちょっとしたタイミングの確認など、細部にわたって調整が行われた

「ビッグバンド」としては市内初の登録団体

 「サウンドストリームジャズオーケストラ」は、船橋市内でビッグバンドとして初登録をした社会教育関係団体。ビッグバンドとは、ジャズを演奏するバンド形式のひとつで、ジャズをアンサンブルで届けるものが「ビッグバンド」と呼ばれる。「ジャズをオーケストラで奏でる」と表現される場合もある。現在では「ビッグバンド」の構成メンバー、17人で構成されるのが世界の標準となっている。サックスはテナー、アルト(各2人)、バリトンの5人。トロンボーン、トランペットが各4人。それに加え、ピアノ、ベース、ギター、ドラムが1人ずつで結成される。サウンドストリームジャズオーケストラは、最初はたった4人で始まった活動だったが、現在は17人で構成され、各パートとも人がいるため現在はメンバー募集を行っていない。パートに空きが出た場合のみ、メンバー募集をかけ、活動している。メンバーは社会人が多く、中には吹奏楽部経験者もいるという。

特徴は「何でも演奏する」

 ビッグバンドは、バンドごとに演奏する曲に傾向があるものだというが、同バンドは「私たちはスウィングだけでなく、ラテンも演奏するし、コンテンポラリーもファンクも演奏する。なんでも演奏する!というのが特徴です」と笑うのはコンサートマスターを務める有坂由美さん。「演奏を通して、こんないい曲があるんだということを観客に伝えたい。提案型ビッグバンドです」とも。月2・3回の練習を重ね、年1回、市内で記念リサイタルを開催し、演奏を届けている。

 

サックス奏者は全員フルートも演奏でき、演奏の途中でフルートに持ち替えて演奏することも。楽器はすべてメンバーが自分で用意する


11月27日に、30回目となる記念リサイタルを宮本公民館で開催する。先着250人が入場無料でビッグバンドの演奏を楽しめる機会となっている

サウンドストリームジャズオーケストラ
メンバー数: 17 人
連絡先:soundstreamjo@hotmail.co.jp
活動日:日曜
活動場所:宮本公民館、三山市民センターなど

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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