2022年03月04日 配信

全国制覇を成し遂げた学童軟式野球チーム
習志野台ワンパクズ

創設45 年目を迎える学童野球チーム。
高根台第二小、日産化学工業グラウンドなどを拠点に練習し、「感謝」「あいさつ」「整理整頓」を大切に活動している。


今年1 月に明治神宮球場で行われた全国大会。創設45 年目に全国制覇を果たした。伝統的に守備と走塁を重視し、市内の学童野球大会でも常に上位に入賞している。ヤクルトスワローズ所属の長岡秀樹選手(20)も卒団生

習志野台地区の野球好き達が創設した学童軟式野球チーム

 高根台第二小学校や坪井西日産化学工業グラウンドなどを中心に活動し、船橋市野球協会少年学童部に所属する学童軟式野球チーム「習志野台ワンパクズ」。1976年に習志野台地区の町会・自治会の野球好きなメンバーによって創設された。

 チームは、毎週土・日に練習。午前中はほぼ試合を入れ、午後は夕方まで練習する。指導者は昨年まで監督を務めていた野田総監督、今期12代目監督に就任した岡田徹さんに加え、保護者や卒団生の保護者など20人以上が指導にあたっている。今年の6年生が卒団すると新6年生は7人、新2年生まで含めてもメンバーは25人になる。体験会などを実施して野球が好きな子ども達、全国を経験したいという子ども達に参加を呼び掛けている。

伝統的に守備と走塁を重視し、1330チームの頂点に

 1月に明治神宮球場で行われた「第15回ポップアスリートカップファイナルトーナメント」で全国1330チームの頂点に輝いた。同トーナメントは、無料で参加できる学童野球大会では国内最大級の大会。10地区の代表12チームが戦った。決勝戦は、関西第1代表「志津少年野球部」(滋賀県)を相手に初回で5点の大量得点を奪い7対1で勝利。創部以来5回目の全国大会出場で、初の全国制覇となった。

 勝ち負けだけにこだわらず、あいさつ・整理整頓のできる子、周囲への感謝の気持ちを忘れない子、相手を思いやれる子に育ち、本当のチームプレーができるチームを目指している。


全国大会で先制スリーランホームランを放った野木瑛太選手


ワンパクズナインとチームスタッフ、保護者たち。子どもが卒団後もチームスタッフとして残る保護者もいる。岡田監督も7 年前、長男とともに全国大会3 位に入賞


6年生の主将・法量章太郎くんは、12球団ジュニアチームナンバーワン決定戦に出場する「マリーンズジュニア2021」に選出されている


優勝を決めたメンバー。今回全国優勝したので来年の全国大会出場も決まっている

習志野台ワンパクズ
代表:市川 伸寿さん
連絡先:090-6167-4339(事務局・松山)
活動日:土・日曜、祝日
活動場所:高根台第二小学校、薬円台公園、
豊富グラウンド、日産化学工業グラウンドなど
HP:https://narashinodaiwanpakus.jimdofree.com/

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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