2023年07月31日 配信

船橋で発達障がいや不登校に悩む方と共に考える
インクル羊(シープ)のインクルーシブサロン

2023年4月1日より施行「千葉県不登校生徒の教育機会の確保を支持する条例」

 2023年4月1日より不登校生徒に関する新条例「千葉県不登校生徒の教育機会の確保を支持する条例」が施行されました。この条例は「誰一人取り残されない学びの保障に向けて」を前提とし、「不登校児童生徒の状況に応じた施策を総合的に推進し、不登校児童生徒の将来の社会的自立に資すること」を目的に定められています。

 具体的には、教職員との信頼関係及び、児童生徒相互の円滑な人間関係の構築、不登校児童生徒一人一人の状況に応じた多様な学習活動の支援、県、市町村、学校、児童生徒の保護者、フリースクールなどその他の関係者が相互に密接に連携を図るなどの項目が盛り込まれています。

 この条例の施行にあたり、「不登校について悩む/相談できる/自分の近くの仲間にきっとつながる“つながるマルシェ“」(「アッタナラ」主催)が5月20日に京成津田沼で開催され、会場には57人が集まりました。千葉県教育委員会葛南教育支部と船橋市教育委員会より有識者が登壇し、同条例がどのような条例なのかを説明しました。質問タイムでは、同条例の運用方法についてなどの質問等が飛び交い、今現在子どもの不登校で悩む保護者からの切実な声も上がりました。

 同条例が今後どのように運用されてゆくのか、引き続き追跡して参りたいと思います。

書いた人

いあみさおり
船橋在住ライター。みんなの船橋(ジョン)/こそあど(休憩室担当)/息子のADHD育児を発信中
note  https://note.com/inculseep_noto
Twitter @inclsheep88

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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