2023年10月31日 配信

薬園台駅北側~飯山満エリア


駅から北に延びるメイン通りには、生活に便利なスーパーや個人経営店が並ぶ

※1973(昭和48)年の住居表示実施の際、地名表記が薬園台から薬円台へと変わりました。現在は薬園台駅と県立薬園台高校にその名残が見受けられます

利便性と住みやすさを兼ね備えた、穏やかな街

 徳川吉宗がこの地域に開園した「下総薬園」に由来を持つ※薬園台という地名。新京成線・津田沼駅と北習志野駅の間に位置し、交通アクセスと住環境の良さからも、若いファミリー層が多く住むエリアのひとつです。

 薬園台で生まれ育ち、街の移り変わりをリアルタイムで目の当たりにしてきた株式会社橋本(薬円台6)の代表・橋本英世さんは「1959(昭和34)年から1971(昭和46)年まで、現在の西友からローソン薬円台6丁目店の辺りには牧場が広がっていました。駅も木造で、ベンチを有刺鉄線で囲んだようなもの。鉄線の間をくぐって駅舎に入ってしまえそうなほど簡素な造りだったんですよ」と、当時の長閑な風景を振り返ります。その後、市の都市計画事業により、牧場や畑は次々と住宅地へと姿を変え、人口増加とともに大型スーパーができ、現在の薬園台の基礎ができたのだといいます。「コロナ禍で表立った変化は停滞をしていましたが、住みよい街と認識されれば人も増えて、それに伴って街もさらに発展していくと思います」と橋本さん。

 次々と新しい住宅地が分譲され、大型マンションも建設中のこのエリア。生活に便利な店に加え、味のある個人商店や飲食店が建ち並び、駅前通りは行き交う人々でにぎわっています。


アクセス抜群の薬園台駅。駅前広場には季節の花が咲き、ベンチで寛ぐ人々の姿も


薬園台で生まれ育ち、現在も街づくりに携わる橋本英世さん


俱利伽羅不動尊。ひっそりとたたずむお堂の中に御神体が祀られている ( 非公開 )


境内には池もあり、昔も今も子ども達の遊び場。池から延びる水路にはメダカやザリガニなどの生きものの姿も

A U’sTableユーズ・テーブル

オーナーシェフ・植草和茂さんは船橋生まれ、船橋育ち。銀座本店の「つばめグリル」で長年シェフをした後、西千葉で27年間レストランを経営。その後、実家を建て替え2015年にオープン。美しく整えられたイングリッシュガーデン風の庭と、フレンチを基本としたヨーロッパ料理が気軽に楽しめます。

船橋市滝台町104-2 営業時間/ランチ11:30~15:0(0L.O.14:00)、ディナー(予約のみ)18:00~ 休/火・水曜TEL047-402-6650


店内の家具やアンティーク品は、シェフの奥さまの収集品

B 滝の作向台公園(たきのさくむこうだい)

住宅街と病院の間にある公園。木々は整えられ見通しもよく、カラフルな滑り台がついた複合遊具のほか、ブランコ、鉄棒、動物型のスプリング遊具があります。午後~夕方は元気に遊ぶ子どもたちの姿が見られます。

船橋市二宮2-47

C 釜めし藤むら

この地で30年以上続く、釜めしの専門店。手ごろな価格で楽しめる本格的な釜めしは、近隣住民に長く親しまれ、近隣への配達にも対応しています。

船橋市飯山満3-1565-15-1C 営業時間/11:30~14:00、17:30~21:00(LO20:00)、土日祝は17:00から 休/月・火曜TEL047-468-0985


2019年12月にリニューアルオープン

D メディパークやくえんだい

新京成線「薬園台駅」から徒歩3分のところにある医療モール。内科、代謝内科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、アレルギー科、薬局が入っている。建物内には「リラックスして受診できる空間づくり」が施されている。駐車場は西友薬円台店の駐車場を利用できる(受診者は無料)

船橋市薬円台6-6-2 診療時間/施設内医療機関により異なる 休/火曜

E CAFÉSINCERE カフェシンシア

地域の人たちの交流の場の必要性を感じ、オーナー・橋本さんがパチンコ店に併設する形でカフェをオープン。ていねいに手作りし、「千産千消」にもこだわったメニューが多く、ママやサークルの集まりで利用する人も多い。

船橋市薬円台6-6-6 営業時間/11:00~17:00※ランチは11:30から 休/日曜 TEL047-497-8400

ランチセットは日替わり、ドライカレー、パスタの3種類から選べます

 

 

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード