2024年01月29日 配信

各校ともに特色が違う市内の学校。市内の学校を巡りながら、各学校の特徴も発見していきましょう!

西海神小学校

 
モダンなデザインの校舎
12年前に建て替えられた校舎は、 窓が大きく開放的なデザイン

 昭和28年に開校した西海神小学校は、令和5年4月に創立70周年を迎えました。海神駅から徒歩約7分、正門前には海神5丁目緑地が広がります。校舎は12年前に建て替えられました。

 現在の児童は796人、3年は5クラス、それ以外は各4クラスと特別支援学級があります。学校体育の研究校になっている同校。「体育には教科書がないので、教員同士で情報共有し、一体となって取り組んでいます」と平方信行教頭先生。英語の研究校でもあったので、現在も階段に単語カードを掲示したり、校内放送で放送委員が給食の食材を英語で伝えたりもしています。

 「とても気持ちのよいあいさつですね、と声をかけると『ありがとうございます』と言葉が返ってきたことがあり、温かい気持ちになりました」と西郡佳香校長先生。「素直な子が多く、あいさつがきちんとできる」と教頭先生も話します。

 校内の掃除のほか、校庭でのキャンプや夏・秋祭りなどを毎年企画するお父さんの会「めだかの会」や、花・緑化、校舎内環境美化、スクールガード、英語・国際理解、図書の5つの学校支援ボランティアの活動も盛んな同校。ボランティアには在校生だけでなく卒業生の保護者や地域の方など、約70人が活躍しています。

 創立70周年記念式典では、全校合唱や各学年が創立70周年を祝うために取り組んだ内容が展示され、思い出に残る一日になったようです。


随所に木の温もりが
廊下には天然木を使用した掲示板や下駄箱には木のラベル、オシャレなデザインのトイレ前には木のベンチもあり、随所に木のぬくもりが感じられます


みんな大好き、中庭
中庭のウッドデッキは、みんなのお気に入りの場所。本を読んだり日向ぼっこしたり、自由に過ごしているそう。5月にはボランティアの協力でこいのぼりが泳ぎます


吹き抜けの図書室には畳コーナーも
図書室は吹き抜けで、東側に面しているので日当たりもよく解放感たっぷり。畳コーナーは「リラックスして読書できる」と子どもたちに人気


全国大会1位の器楽部
6年生メンバーと顧問の木内先生。11月に行われた全国大会「日本管楽合奏コンテスト」で全国1位の「文部科学大臣賞」「最優秀グランプリ賞」に輝きました。12月に海神公民館で行われた「ふれあいコンサート」に出演するなど地域との交流も

 
代表の児童たち
児童会、代表委員、各委員会の委員長の6年生の皆さん。学校生活を少しでも充実して楽しくするために、意見を出し合いながら活動しています


正門近くには掲示委員会の力作が


学校支援ボランティア
正門近くには掲示委員会の校舎入口にあるショーケースには、毎月、校舎内環境美化ボランティアが飾り付けをしていて、子どもたちも楽しみにしているそう


70周年記念式典では、花・緑化ボランティアがお花で70周年をお祝いしました


記念式典はみんなが主役
11月に行われた「創立70周年記念式典」。特別支援学級の「なのはな学級」はウェルカムボードを作成し、各学年も70周年を祝うために工作や料理などに取り組みました。式典では、6年生が小学校での思い出や学びなどを発表する「呼びかけ」も


活発な「めだかの会」
2001年に発足した「めだかの会」。6月の「めだか祭り」や9月の校庭でのキャンプなど、1年を通してイベントが盛りだくさん。11月の「西海秋祭り」では焼き芋や西海ライブ、スポーツ、工作などが行われ、大盛況でした。1月にはもちつきを企画

記者が感じた
西海神小学校と地域の特徴

◎学区には住宅が増えているため、児童数は年々増加傾向。約800人と児童数は多いですが、みんなが元気にあいさつしたり、記念式典の時も一生懸命歌ったり、集中して話を聞く姿が印象的でした。

◎「めだかの会」のイベントの充実ぶりに驚いたとともに、5つの学校支援ボランティアの活躍も素晴らしく、学校と保護者、地域が一体となっている学校だと感じました。

 
 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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