2024年01月01日 配信

各校ともに特色が違う市内の学校。市内の学校を巡りながら、各学校の特徴も発見していきましょう!

薬円台南小学校


50周年を迎えた薬円台南小学校ロータリーにはシンボルの「けやき」の樹
校門を入ると目の前に広がるロータリーは大型バスも数台停められる広さ。ロータリーにある「けやき」の樹は、第一回の卒業生が植えたもの。児童の間では「ハートの樹」とも呼ばれ、同校のシンボルになっています

 2023年で創立50周年を迎えた薬円台南小学校は昭和49年に薬円台小学校より分離、児童811人を受け入れ、開校しました。現在は1学年2~3クラスで編成され、全17学級、計505人の児童が在籍しています。学区は薬円台1・2丁目、田喜野井7丁目、習志野1・2丁目。学区中央には陸上自衛隊習志野駐屯基地を包含し、習志野市、八千代市に隣接しています。

 「笑顔・感謝・協力・挑戦と努力」の4つの合言葉を掲げている同校。「挑戦と努力」は「何があっても失敗を恐れず、諦めずに挑戦してほしい」という想いを込めて、校長の萩谷高史先生が2年前に追加したそうです。萩谷校長は「児童はみんな元気いっぱい合言葉も定着し、素直な子が多いです」と話します。

50周年記念では多様なイベントが実施され、学校全体がお祝いムードに包まれました。12月の記念式典について萩谷校長は「式典は堅苦しい場ではなく、児童の学びの発表の場であってほしい」とも。6年生はSDGsについて、5年生は学校の歴史とこれからの学校をテーマに発表が行われたそうです。

 PTAの活動は希望者による登録制。年2回行われる清掃活動「ピカピカDAY」には、多くの人が参加します。「職員も地域の人も、児童が楽しんでくれることを大事にしています」と話すのは、教頭の小倉隆志先生。学校、そして地域が一丸となって明るい学校生活を築いています。


昆虫や草花など、自然あふれる「裏校庭」
他校ではあまり見られないという「裏校庭」。広々した敷地には自然がたくさん。児童たちはここで季節を感じ、虫捕りなどができます

 
天気が良い日は、富士山や筑波山も
周辺に高い建物がないため、天気が良い日は、校舎の5階から富士山や筑波山が見える絶景が広がります


アットホームな職員室と熱意あふれる先生たち
先生の仲の良さも薬円台南小の特徴のひとつ。運動会ではお揃いのTシャツを作製したそう


全校朝会で倒立をする萩谷校長先生。「小学校時代に努力したことは50年後もできるということを見せたかった」と熱い想いも


12月の記念式典に向けて校長先生自ら歌の指導も。全校児童で「この星に生まれて」を合唱しました


オリジナル体操「薬南5・6・7・8」
「薬南5・6・7・8(やくなんファイブ・シックス・セブン・エイト)」は運動会などで踊る、薬円台南小のオリジナル体操。この曲が流れると、気持ちがひとつに!

 
子ども達の思い出に!「50周年記念事業」
運動会ではバルーンリリースが行われ、たくさんの風船が舞い上がりました。その他「ふわふわサーカス」や「マジックショー」も。「ふわふわサーカス」ではシルク・ドゥ・ソレイユの登録メンバー(日本人初)も来校し、盛り上がりを見せました


50周年を記念して給食委員が考案したメニュー。アレルギーも対応しながら、新しい献立を考えたのは初めてとのこと

 
多彩なゲストティーチャー
50周年記念イベントとして、声優の小林由美子さんや、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんが来校。小林さんは「声優体験」を、安田さんは「SDGs」に関する講話を開催しました

 
アイデアあふれるユニークな取り組み
校内には楽しいアイデアが。「貸出用上ばき」はカラフルにすることで、児童の忘れ物に対する意識が向上。「ノー残業デー」には職員室にカエル君が登場し、先生方もオンオフを切り替えます

 
地域の方や自衛隊との交流も
学区内には陸上自衛隊習志野駐屯基地があり、保護者の中には自衛隊員も多いそう。夏には自衛隊の方々により、プール清掃が行われました。植木の手入れも学校ボランティアによって行われています

記者が感じた
薬円台南小学校と地域の特徴

◎成田街道を二宮神社方面へ入り、近くに自衛隊や郷土資料館がある薬円台南小学校。薬円台公園など自然も豊かで、子ども達が過ごしやすい環境だと思いました。

◎低学年の子が下校時に校長室まで挨拶しに行く子がいたり、上級生は先生の話をしっかり聞いていたのが印象的。職員と児童とのコミュニケーションから、温かみを感じました。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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