2023年10月31日 配信

各校ともに特色が違う市内の学校。市内の学校を巡りながら、各学校の特徴も発見していきましょう!

八木が谷北小学校


美しい桜並木がある広々とした校庭
4階建ての校舎の壁には「八木が谷北小学校」と書かれたブルーの文字。桜並木が美しい広々とした校庭の奥には畑が広がっています

  

 船橋市の北部に位置する八木が谷北小学校は、昭和52年に八木が谷小学校から児童を受け入れて開校しました。鎌ケ谷市と白井市に隣接し、学区は八木が谷と高野台地域、三咲台分譲地の3つの地域からなります。

 2年生は1クラス、それ以外の学年は各2クラス、特別支援学級1クラスあり、全児童数は281人です。平成11年に県営住宅ができて児童数が増えましたが、その後は少子高齢化のため児童数は減っています。部活動はミニバスケットボール部男子・女子と音楽部があり、ミニバス女子は昨年関東大会に出場しました。

 学校の周りには市民の森や二重川もあり、自然の多い場所に位置しているため、「虫捕りが好きな子が多い」と大久保教頭先生は話します。地域との関わりも多く、地域の「MYSK(みやさこ)こどもまつり」に参加したり、約20年スクールガードに関わってくれている人も。コロナ禍前は、地域の人と一緒に畑で野菜づくりも行っていました。

 健康教育にも力を入れ、週に1回、そうじの時間は休み時間になり、思いっきり体を動かせる昼休み時間になっています。また「遊・友スポーツランキングちば」に積極的に取り組んだり、「マラソン大会が好き」という児童が多いそうです。

 「みんなが主役、一人一人が輝ける学校」を掲げている同校。人権教育も積極的に行い、掲示板で人権に関する児童の作品を紹介しています。

 
正門にはお花がいっぱい
正門を入ると色とりどりの花が出迎えてくれます。ボランティアとして花植えの活動をしている卒業生の保護者も


校内に中学生の通学路が!
正門から校庭に続くこちらの通路は、中学生の通学路になっているそう

  
学校のすぐ隣にある「八木が谷北市民の森」
裏門を出るとすぐに「八木が谷北市民の森」の緑が広がります。以前はボランティアの人たちと一緒に子どもたちは市民の森の清掃活動をしていましたが、高齢化のため現在は行っていない状況です


二重川に泳ぐこいのぼり
「二重川に親しむ会」の協力で、毎年5月に2年生が制作したこいのぼりが二重川に飾り付けられます。子どもたちもこいのぼりを眺めるのを楽しみにしています。今では地域の風物詩に

 
児童会主催の「わかばタイム」
児童会が主催する月1回の「わかばタイム」では、異学年交流を行い、みんなが毎月楽しみにしている時間。児童会は「こういう人間になろう」という目標のもと、学校名に合わせたスローガン「や-やさしく、き-気配り・心配り、き-気持ちを考えて、た-たすけあう学校」を掲げています

 
掲示板で見る子どもたちのがんばり
「一人一人の存在を大切にするために、標語をつくって掲示しています」と校長先生。各学年の授業での取り組みを披露する掲示も


「高野太鼓」の生演奏でソーラン節
5月に行われた運動会では、地域の団体「高野太鼓」の生演奏で中学年がソーラン節を披露。人数制限もなくなり、数年ぶりに保護者、地域、卒業生などから声援が送られました


高校生が描いた
イラストがお出迎え
近くにある船橋北高校とはコロナ禍前まではサマースクールなど交流があり、昇降口には美術部の生徒が描いたイラストも

 

記者が感じた
八木が谷北小学校と地域の特徴

◎校区内は自然も多いですが、坂道やバス通りもあり、交通量が多い場所も。片道 30 分かけて学校に通う児童もいるそうなので、スクールガードの協力はありがたいと思いました

◎自然が多いので、虫が苦手な子が少ないとか。市民の森はきれいに手入れされ緑豊かな場所ですが、うっそうとした森なので暗い時間は近寄らないようにしているそうです

◎運動会で太鼓の生演奏でソーラン節を踊れるのはいいなと思いました。これも地域とのつながりがあるからこそ。親子2 代で通っているという家庭も多いそう

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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