2023年09月29日 配信

各校ともに特色が違う市内の学校。市内の学校を巡りながら、各学校の特徴も発見していきましょう!

法典西小学校

 

市内で3番目に新しい小学校
大通りから少し入った場所にある法典西小学校は市内で3番目に新しい小学校。近くには上山公園があり、自然あふれる環境です。本校舎の入口には「ほうにし」の頭文字をとった合言葉が児童たちを出迎えます

 昭和59年に開校し、今年創立40周年を迎えた法典西小学校。西部台地の開発と住宅化による人口の増加に伴い開校されました。開校時は葛飾小、法典小、行田西小からの受け入れと入学児童合わせて323人でスタート。1学年3〜4クラスで編成され、現在は計663人の児童がいます。学区は上山町、前貝塚町、古作、藤原、行田町からなり、畑地の多い比較的平坦な南北約1.5キロメートルの菱形に近い地形をした住宅地域となっています。

 「兄弟学級」という異学年交流があり、校庭では高学年が低学年の子と遊ぶ姿も。校長の内野義孝先生は「子ども達はみんなのびのびしています。たくさん話しかけてくれて、人懐っこい子が多いです」と話します。

 地域交流が盛んなことも特徴のひとつ。過去には「地域ふれあい運動会」という名の運動会が行われ、「古作・上山」対「藤原」など、地域別対抗で盛り上がりを見せました。現在、運動会の形は変わりましたが、毎年秋に5、6年生の合唱部が法典公民館の文化祭で歌を披露するなどして、今でも地域との交流を大切にしています。「校舎にはたくさんの草木がありますが、それも地域の方々のおかげできれいに育っています」と話すのは教頭の荒木由佳先生。地域のボランティアやPTA活動によって、安全な環境が守られている学校です。

 5月には40周年記念のバルーンリリースを実施、10月に記念式典などが行われる予定です。


広々とした校庭と、自然豊かな中庭
正門から校舎を抜けると広々とした運動場。休み時間やクラブ活動時には子どもたちの声が響き渡ります


季節を感じる中庭には、児童が育てた花がたくさん。花壇は校章の形をしているそう。池にいる5匹の亀は、5・6年生の飼育係が世話をしています


食育にも積極的
食材について楽しく書かれた「きゅうしょくだいすき」は毎日、栄養士の先生が発行。児童の給食への関心も高まり、栄養士とコミュニケーションをとる姿も


40周年記念でバルーンに夢をのせて
児童の夢を書いたメッセージを乗せて舞い上がったバルーン。飛び立った瞬間は歓声も。一番遠方では栃木県からの返信が届いたそう


バルーンを見つめる児童たちを見て「子ども達にとって良い記念になった。この先も自分の夢に向かって努力できる人になってほしい」と内野校長。準備は有志で集まった保護者によって行われました


「外国語・外国語活動」で世界に通用する力を育成
平成30年度から4年間、市の指定を受け「外国語・外国語活動(英語)」の研究も。タブレットを使用するなどして、児童が主体的にコミュニケーションを図れる工夫をしています


多種多様な特別授業を実施
総合の時間を使い、箏(6年)や車いす体験(4年)など、毎年さまざまな特別授業を実施。小松菜農家やお米マイスターなどの話を聞く授業も


身近なバリアフリー環境
市内では珍しく、校舎にエレベーターがあり、バリアフリーは身近な環境。「車いす」での登校も可能に


子どもたちの生活を見守る地域の人たち
約20人ほど在籍しているスクールガードや学校応援団の皆さん。登下校の安全を見守ってくれたり、整備の仕方の指導もしてくれるそう


広い芝生広場の草刈りも。地域一丸となって学校生活を見守っています


40周年記念航空写真
校歌の歌詞にある「虹」と40周年のお祝いを合わせたデザイン。昨年度卒業生の作品で、学校公募によって選ばれました

記者が感じた
法典西小学校と 地域の特徴

◎学校裏にある「上山公園」を始め、学校周辺には自然が多く、環境の良さを感じました。町内会や連合会による祭りが夏と秋に開催され、地域と子どもたちとの交流の深さも感じられました。

◎全体的にアットホームな雰囲気があり、学校を歩いていると、どの学年の子も笑顔で挨拶をしてくれました。下校時には先生やスクールガードさんにも元気に挨拶していたのが印象的でした。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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