2023年05月30日 配信

各校ともに特色が違う市内の学校。市内の学校を巡りながら、各エリアの特徴も発見していきましょう!

船橋市立看護専門学校


頑張れ!未来のナイチンゲール
笑顔が素敵な2年生。2人とも看護師のお母さんの影響で看護の道を目指しているそう。「クラスの仲がよく、実習後、先生にすぐ相談できるのが学校の魅力。将来は患者さんの声をきちんと聴ける、親しみのある看護師になりたい」と話してくれました

 平成3年に船橋市金杉に開校した船橋市立看護専門学校。「知·愛·自立」を建学の理念に掲げており、船橋市の看護師の充足を図るため、県下で初の市立専門学校として設立されました。1学年が約40人の少人数制で、今年は全校で126人。専任教員は12人と多く、市内の医療機関からの外部講師も充実しています。船橋市立医療センターに隣接し、実習など全てが市内の病院や介護施設などでできる3年制の学校です。

 学校長の菅谷周子さんは「看護は人との関わりを通して実践します。人を尊重し、その人の思いを察することができ、専門職として的確な判断ができる看護師になってほしい」と話します。そのためにグループワークやゼミナール学習などの学習方法を取り入れたり、少人数ならではの丁寧な指導を行っています。国家試験の対策は1年次から行い、常に全国平均を上回る合格率となっています。

 「コロナで病院実習ができず大変な時期もありましたが、学生はみんな素直で、熱心にがんばってくれています」と副学校長の桑原晴美さん。現在は臨地実習や学校行事も徐々に再開し、校内にも活気が戻ってきています。

 高校卒業後に入学する学生が大半で、社会人も各学年に数名在籍。多くは市内から通っていますが、市外から通う学生も。卒業後は船橋市立医療センターや市内の医療機関へ就職し、船橋市の医療を支えてくれています。


目の前は医療現場という好立地!

令和5年度オープンキャンパスは7月29日、8月25日に開催!詳細は学校HPで紹介

正門から入ると青い屋根と近代的な外観が特徴の校舎、その左には大きな体育館が見えます。学校の向かいには船橋市立医療センターがあり、普段と同じ環境で実習ができる好立地です


看護技術を学ぶ看護実習室。ベッドは12床あり、臨地実習にそなえて学校内で技術練習を行います


充実した学習環境
実習や課題作成などに役立つ書籍がそろう図書室。用意されている専門書は約16,000冊で、卒業後も利用できるそう


広々とした視聴覚教室
約120人が入る視聴覚教室。映像を使った授業や論文の発表などで使います

多様なニーズに対応できる人材を

妊娠や出産、新生児に対しての授業も。男性も妊婦体験をします


在宅看護実習室ではバリアフリー環境での実習も。さまざまな看護を学べる環境が整っています

看護に関わる豊富なカリキュラム
基礎分野はもちろん、解剖学や栄養学などの看護学を支えるカリキュラムも充実

グループワーク学習


相互理解を深めるグループワークの場。学生5~6人に対し先生が1人ついているので、わからないことはすぐ聞ける環境です

アットホームな仲間時間
授業の空き時間には、学生同士で仲良くバレーを楽しんだり、空いている教室をつかってレポートを書く姿も

外部講師による授業
4月に入学したばかりの1年生。5月の山中湖への教育キャンプに向けて、外部講師による授業が行われていました

記者が感じた
船橋市立看護専門学校と地域の特徴

◎自然豊かな環境の中、少人数制でアットホームな学校ということもあり、校内の空気が和やかでした。先生も学生さんも廊下で会うと笑顔で話しかけてくれ、気さくな雰囲気が印象的でした。

◎学生さんと話していると、一人ひとりが強い意思をもって看護の世界を目指していること、そして学生同士常に仲間を意識し、励ましあって成長していることを感じました。目の前に高度医療を提供している医療センターがあることも学生にとっていい刺激になっているようでした。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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