船橋の学校めぐり

各校ともに特色が違う市内の小学校。市内の小学校を巡りながら、各エリアの特徴も発見していきましょう！

千葉日本大学第一小学校

学園共通の教育理念として、「絆を重んじ、良き生活習慣をもった次世代人の育成」のもと「時代に即した教育の実践」「国際人としての躾けと道徳の充実」「自然と親しみ体力の増進」という３つの教育方針を掲げます

　船橋市習志野台にある千葉日本大学第一小学校は船橋市内では唯一の私立の小学校です。昭和61年日本大学特別付属校「日本第一学園小学校」として開校。開校当初は男子校でしたが、平成8年に「千葉日本第一学園小学校」に校名を変更し、平成９年には共学になりました。

　小中高大学へとつながる総合学園として、現在も日本大学や隣接する千葉日本大学第一中学校・高等学校と連携し、特色ある体験見学プログラムを実施しています。

　小学校6年間の学習では「真・健・和」の校訓のもと、子どもたちの能力・学力・人間性を高め、伸び伸びと成長させるために、きめ細やかなカリキュラムを組んでいます。

　学習面では英検、数検などの検定を推奨し、チームティーチングや少人数習熟度別授業など、またコロナ禍ではオンライン授業も実施。

　体験活動も充実し、低学年では芋ほりなどの自然体験、中学年は自然教室として森や海へ出かけます。5年生は雪国の生活体験を、6年生は修学旅行として留学体験（福島県ブリティッシュ・ヒルズ）をします。

　専門の教員による授業があり、算数はT・Tサポート体制で、習熟度別・少人数授業になります。

　教頭の坂田光章先生は、「先生方の異動がないので、卒業生たちが成長して様子を報告しに来てくれた時でも、当時の先生が対応できます。卒業後も縁があり、末永く関わりがあるのも私立の良さですね」と話します。

中庭の様子

小中高大の連携総合学園のメリット
日本大学（理工学部、松戸歯学部、生産工学部、薬学部）に、日本大学第一中高、千葉日本大学第一中高と連携し、総合学園だからこそ叶う、多彩な体験学習プログラムがあります

小大連携
薬草園の見学（薬学部）

４年生は、学校から歩いて30分程の日本大学薬学部薬草園に見学に行きます。薬学部の教授や大学院生が、植物の詳しい説明から児童たちの質問にも丁寧に対応。薬草園にある植物で作った特製のお茶（ステビアなど）を飲んで帰校します

実験教室（理工学部）

３年生と６年生は、日本大学理工学部の教授による実験教室に参加します。３年生は地層について、６年生は色と光について学習します。特色ある体験・見学プログラムを実施し、専門性の高い研究に触れることで、驚きや発見、そこから生まれる知的好奇心をますます伸長させます。進路選択の幅を広げるための独自の取り組みです

歯磨き指導（松戸歯学部）

日本大学松戸歯学部附属歯科衛生専門学校の学生が来校し、歯磨きの指導をします。規則正しい食事と虫歯の関係や、唾液の働きなど、わかりやすく指導

充実した専科制
英語・理科・音楽・図工の4教科は専門の教員による指導、図書は専任司書による読書指導が行われます

ネイティブな英語教育

外国人の教員が担当。授業でネイティブの英語をシャワーのように浴びて、発音やスピードに慣れることからスタート！５・６年生は英語で日記提出をしています

年間60 冊が目標の読書指導

専任司書による読書指導も

国語授業の一環で週１回読書の時間があります。上級生による読み聞かせ「さくら読書」などもあります

リサイクル工作がさかん！

ペットボトルや空き缶など、身近にあるものを使ったリサイクル工作を取り入れています。イメージを形にし、個人作品から全校生徒が取り組んで「私立学校造形展作品」を作り上げるなど、表現力を高める活動をしています

私立学校造形展作品「ZOOといっしょ」

スクールバス・制服

新京成線・東葉高速線「北習志野駅」やJR総武線「津田沼駅」からは、スクールバスが運行。児童の安全のため、教員が同乗しています

       
制服の冬服

夏服

校内で過ごすための動きやすい体操服

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください