2021年11月29日 配信

各校ともに特色が違う市内の小学校。市内の小学校を巡りながら、各エリアの特徴も発見していきましょう!

芝山東小学校


広々とした校庭。遊具が多いのも自慢の一つ。

 芝山東小学校は、昭和52年、高根東小学校と高郷小学校の一部の児童が加わって開校、今年45周年を迎えました。東葉高速鉄道飯はさま山満駅から徒歩5分ほどのところにあり、裏門が駅側に、反対側にある正門は芝山団地の目の前にあります。校舎の裏側には芝山3丁目緑地が広がり、自然豊かな環境と住宅地が混在したところに位置しています。芝山団地の入居にあわせて開校されたことから、当初は500人以上の児童がいましたが、現在は12学級とひかり学級(特別支援学級)2学級、児童数は317人です。

 芝山団地から通う児童は減っていますが、地域の協力は大きく、登下校時にはスクールガードが見守り活動をしています。歌の練習が再開した際には「子どもたちの歌声が聞こえて元気になった」と地域の方の声も届いたそうです。

 給食が自慢で、「栄養士さんと調理員さんらが協力していろいろと考えてくれるので、本当においしい」と細野正子校長。栄養士が中心となり、日によってテーマを設けるなど、食に興味を持ってもらえるように工夫されています。

 「コロナの影響で、ミニバスケットボール部と音楽部は活動できていませんが、全クラスがプールの授業ができたのは、本当によかった」と谷川一仁教頭。「12月に恒例の『芝山東の音楽会』が開催できる状況になっていればうれしい」とも。


築山のすべり台は子どもたちに大人気。表紙の写真撮影もこの場所で行いました

ひかり学級では米作りや夏祭りなどイベント多数!

特別支援学級「ひかり組」の子どもたちが育てている「ひかり米」。今年も田植えから稲刈りまですべて自分たちで行いました

ひかり組の子どもたちが版画で作成したカレンダーは、めくるのが楽しくなります。「夏まつり」では、先生らと一緒にすべり台や的当て、サメ釣りなどを造作し、充実した内容で楽しみました

家庭学習に対応できるよう9月には市内全児童の家庭におけるネット環境確認も

すでに見慣れた光景になりつつある、タブレットでの授業風景。自宅学習になった際にも対応できるように、全児童の家庭でのネット環境を確認したそうです

スクールガードのみなさんを校内でも紹介

スクールガードのみなさんを紹介しているコーナー。町で会っても挨拶をする子どもが多いのも「東っ子」の自慢の一つで、学校の「4つのじまん」にも挨拶が入っている


昨年の「芝山東の音楽会」の様子。セリフがあったり楽器を演奏したり、各学年趣向を凝らして発表

キレイ!が自慢のトイレ

昨年改装されてきれいになったトイレ。写真撮影の際、2年生の子どもたちが「トイレきれいでしょう。きれいに使っているんだよ!」と元気よく話してくれました

季節の行事やテーマが設定された給食メニュー


献立表には、食材などの紹介が書かれたひとくちメモが。子どもだけでなく保護者にとっても豆知識になりそうです。週に2~3回、季節の行事に合わせたメニューやテーマを決めた献立があるのが特徴

校舎裏側には自然が広がる

学校のすぐ裏手の高台には、大きな木が生い茂る緑地公園が広がります。同校は、この公園から駅側に向かって傾斜だったところを切り拓いて建設されました。校舎脇にある築山の地面が、もともとの高さだったそうです

記者が感じた芝山東小学校と地域の特徴

◎平成8年の飯山満駅開校前は交通手段がバスのみで「陸の孤島」と呼ばれていた場所。今は駅からも近くてスーパーもあり、戸建ての住宅も増えている地域。
◎細野校長が「明るくて素直で、おだやかな子が多い」と話していましたが、取材中も挨拶はもちろんのこと、何人もの子どもたちが話しかけてくれました。
◎毎月配付される校長室だよりは、学校の様子やエピソードが書かれており、あたたかい雰囲気が伝わってくる。ホームページにも毎月アップされている。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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