2021年05月29日 配信

各校ともに特色が違う市内の小学校。市内の小学校を巡りながら、各エリアの特徴も発見していきましょう!

七林小学校

 七林小学校は、薬円台小学校、飯山満小学校より分離して、昭和55年に開校しました。

 同校は、戦前は陸軍習志野演習地の一部だったそうですが、戦後の市北部開発に伴い、畑や雑木林を分譲地として開発された地域です。

 新京成線習志野駅から徒歩6分ほどの場所にあり、住宅地に囲まれています。そのため路地が多いことから、子どもたちの安全のために多くのスクールガードの方たちが見守り活動をしてくれています。

 児童数は455人。2クラスまたは3クラスの比較的小規模なクラス編成です。

 課外クラブはサッカー、ミニバスケットボール、器楽の3つがあり、昨年は大会や発表の場もほとんどなく活動時間も少なかったようですが、今年度は換気の徹底や練習メニューを工夫しながら活動しているそうです。

 同校は県と市の学校体育の研究校になっているため、学校全体で運動に取り組み、「体力ふなばしナンバーワン」の優秀校、「遊・友スポーツランキングちば」で1位の記録認定証を受賞しました。「教師同士が連携して楽しく体を動かせるように取り組んでいるので、運動好きな児童が多いです」と土屋達彦校長。「今年度もチャレンジします!」とも。


表紙を飾ってくれた6年生の学年目標

天気が良ければ校舎からスカイツリーも見える

レトロな雰囲気のバルコニーがある校舎。高層の建物が少ないため、このバルコニーから晴れた日にはスカイツリーが望めます


校庭には大きな桜の木が。フェンス横には住宅地が隣接しています

校門の外にある遺跡説明板

この場所は沢之台遺跡第一調査地点で、約4700年前の竪穴住居跡や炉跡が見つかったのだそう

運動に自信あり!市と県からの表彰状

「遊・友スポーツランキングちば」では、新聞紙を布テープで巻いた棒をオーバースローで投げて測定する「新聞棒投げ」の競技で見事1位に。「体力ふなばしナンバーワン!」でも断トツの1位に。休み時間などを利用して取り組んでいます

低学年用図書室はトトロがお出迎え

「トトロの森」と呼ばれている低学年用の図書室。ボランティアによる読み聞かせは、今年度もコロナの影響で残念ながらお休み中

顔写真付きのスクールガードさんマップ

七林小学校の通学路は路地も多く、抜け道になっていて交通量も多いことから、子どもたちの安全のためにたくさんのスクールガードが協力しています。門が2つ、通学路も多数あるので、実際に顔を合わすスクールガードは限られていますが、多くの人が関わってくれていることを知らせるために、PTAによって作成されました

各教室にタブレット保管庫が

一人一人が主体的に学習するため、1人1台の端末を導入する「GIGAスクール構想」。その一環として同校でも各教室にはインターネット接続機器が設置され、タブレットの保管庫も整備されていました


保管庫には鍵がかけられ、夜間にタブレットを充電できる

運動会に向けて練習中!

今年は半日のスケジュールで運動会を開催。「『親父の会』が運動会に向けて草取りをしてくれます。職員数が多くないのでいろんなサポートをしていただき有り難い」と小川誠教頭

感染症対策に手作りアイテムも活用


廊下には色付けされた水が入ったペットボトルが配置され、密にならないような工夫が。手洗いもしっかり行われていました

記者が感じた七林小学校と地域の特徴

◎駅から徒歩6分と近い場所にあるが、静かなエリアに位置している。学校は四方すべて住宅地に囲まれていて通学路は路地が多いので、実際に学校周辺を歩いてみると、スクールガードの見守り活動は本当に有り難いと感じた。
◎開校当初からの建物なので、あちこちに昭和の懐かしさが感じられた。今は使われていない飼育小屋や焼却炉なども。
◎取材中、通りがかりの子どもたちが元気にあいさつしてくれた。運動を楽しむことで好ましい人間関係が育まれているのかなと思った。


 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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