各校ともに特色が違う市内の小学校。市内の小学校を巡りながら、各エリアの特徴も発見していきましょう！

行田東小学校

校舎全景、左に見えるのは体育館

　令和2年度に創立45周年を迎えた行田東小学校は、地図でいうと行田公園や行田団地のある、円形をしたエリアに位置します。

　学区は山手、西船、行田地区の３地域で、現在児童数は４９７人になります。

　昨年度はコロナ禍で春先は分散登校を実施、入学式は６月に、10月には2学年ごとに週を変え「公開スポーツ日」を開催。すぐ近くに行田公園があるので、例年は、行田公園で異学年交流として青空給食、青空交流が行われていました。

　部活は音楽部があり、「日本学校合奏コンクール２０２０ソロ＆アンサンブルコンテスト全国大会」では、アンサンブルの部が同校初の全国1位「文部科学大臣賞」を受賞しました。

　昨年度は感染予防対策として、児童による清掃を6月末まで行わない方針にしていたそうです。そのため、放課後に職員が教室や手洗い場、トイレなどの清掃・消毒を行い、それ以外の廊下や階段、特別教室などの清掃は、ボランティアを募ったのだそうです。すると、連日多くの保護者が参加。夏休み前の7月には「おやじの会」のメンバーが、校舎内のエアコンの清掃や体育館裏側の草刈りに精を出したのだそうです。「お願いするといつも多くの保護者の方々が協力してくださって、本当に感謝しています」と前任の渡部校長先生は話します。

　今年4月には、新校「塚田南小」へ95人の児童が転入。渡部校長先生は、行田東小学校での思い出を込めて、「いつまでもわすれない」と記したクリアファイルを製作し、全校生徒に渡し、４月からは新たに河野校長先生が赴任しました。

学校には四季折々の彩りが

正門を入ると、右手に銀杏の木が並び、その下には児童一人が一鉢で育てている花が咲く。昇降口手前の大きな欅の木（写真下）や、秋の銀杏など、児童たちは登下校の際に季節の移り変わりを肌で感じていく。校舎内の一画にあるメッセージボードも、児童が実現した出来事を書いた花々で満開に！

校長先生がつむぐ校長室だより「けやっき子」

不定期で発行していたのが渡部先生からの校長室だより。個人情報承諾書に基づき、なるべく遠景のカラー写真を多用して、普段の教育活動や子どもたちの様子を伝えてきた。廊下にもイベントごとにたくさんの写真が貼られた

昨年で創立45周年

校章が制定された10月27日が創立記念日で、2020年で創立45周年を迎えた。校章のデザインは「東」の6本の外向きの線と遠景で表現。中心の円が児童・保護者・教職員が円満に協力し合うこと、児童がすくすくと育ち、東小が発展するようにとの願いが込められている

感染予防対策を後押し

新型コロナウイルス感染予防のため、同校PTAが全児童にフェイスシールドを購入。理科の実験などのグループでの向かい合っての学習、英語での会話などで活用された。授業に活気が戻ってきたという

「音楽部」が全国大会2年連続金賞受賞！

「日本学校合奏コンクール」のグランドコンテスト全国大会では見事2年連続金賞を受賞（2020年度は録音審査）した。さらにソロ＆アンサンブルコンテスト全国大会では、アンサンブルの部で「文部科学大臣賞」（全国1位）を受賞した

いろいろな給食

11月は「読書まつり」とのコラボで「おはなし給食」を実施。「14ひきのかぼちゃ」からは「かぼちゃコロッケ」、「ONEPIECE」から「サンジの焼き飯」など、多くの本からの再現メニューにみんな大満足！

保護者による活発なボランティア活動

保護者による清掃ボランティアに、夏休み前には「おやじの会」のエアコン清掃や草刈りが行われた

「6 年生ふれあい企画」は～鬼滅の刃　行田東小学校編～

昨年12月、感染対策を施しながら行った「おやじの会」による恒例の「第16回ふれあい企画」。クイズを解いて鬼退治するという企画

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