2021年02月01日 配信

各校ともに特色が違う市内の小学校。市内の小学校を巡りながら、各エリアの特徴も発見していきましょう!

市場小学校

JRの電車内からも見える市場小校舎

▲4階建ての校舎。一番上には市場小のスローガン「未来にはばたけ!市場小」が掲げられています。電車の中からも見ることができ、市場小の目印に

 船橋市場の近くにある市場小学校。船橋の中心部に近いながらも、すぐ近くには海老川が流れ、自然も感じられる場所に位置しています。

 同校は昭和60年4月開校と、市内で一番新しい学校です。当時、峰台小学校の児童数の増加に伴い開校し、市場1~5丁目・東町の一部の児童が通うようになりました。

 開校当初は約700人の児童がいましたが、同校に隣接するJR社宅の子どもたちの減少と共に、平成17年頃からは約200人まで減少。その後、平成25年に新船橋駅前の北本町も学区に加わり、現在の児童数は840人、6クラスある学年もあります。

 今年度はなるべく密にならないよう、低学年と高学年で15分の時間差のある時間割にし、ノーチャイムで過ごしているそうです。「落ち着いた子どもが多いので、チャイムがなくてもみんな自主的に動いています」と校長の長谷川先生。

 今年4月には塚田南小学校が新設されるため、バス通学の子どもたちのほとんどが市場小を去ることになるそうです。「さみしくなりますが、思い出をたくさん作りたいので、2月にはバルーンリリースなどのイベントも考えています」とも。


▲現在は校舎外壁剥落防止工事中。2月中には終了する予定

学校のすぐ隣に海老川が!

▲西門の目の前に海老川があり、生活科の授業で海老川を探検する学年も。桜や紅葉を眺めたり、魚やカメを見つけたり、自然を身近に感じることができます


▲海老川沿いにある西門。バス通学の子どもたちはこちらの門を利用

バスで通っている児童も大勢います

▲バス通学の子どもたちもいます。バス通学の子は海老川沿いの道路が通学路に。バス通学は大変そうだが「バスの中は楽しいよ」と話す2年生の女子児童がいたのが印象的でした。バスの中ではアルコール消毒を徹底しています

活発に活動する「おやじの会」

▲子どもたちに大人気の花火大会や市場小まつりは、今年度はすべて中止になりましたが、毎月のトイレ掃除のほか、網戸の補修や校庭・農園の整備などを子どもたちのために積極的に行っています

校舎内には秋を題材にした力作がたくさん

子どもたちの作品が廊下にぎっしり展示されていました。12月の授業参観にあわせて保護者にも見に来てもらう予定でしたが、参観は1月にオンラインで行う予定になったそう

子どもたちに人気の遊具や砂場

▲コンビネーション遊具とユニークな形をした砂場は子どもたちにも人気のスポット

校庭には大きな木が

▲校庭には大きな木が数本あり、「秋を探そう」という授業では、校庭のドングリや落ち葉を拾って観察したのだそう

6 年生のみ、マラソン大会決行!

例年、全学年でマラソン大会を開催していますが、今年度は6年生のみ。広い敷地を利用して、子どもたちは一生懸命走っていました

記者が感じた市場小学校と地域の特徴

◎学区が2つの離れた地域なので、何かと大変そうだが、子どもの見守り活動も2つの地域で行い、連携して活動しているように見えた。
◎この10年の間に、目まぐるしく児童数の増減がある学校もあることを知った。船橋小の児童が2年間通い、その後は学区が増えてバス通学の児童が増え児童数も激増。この4月からはまた児童数が激減する。先生方や子どもたち、保護者、地域の人も対応していくのが大変だと思うが、コロナ禍の中でも元気に過ごす子どもたちを見ていると、どんな状況になっても順応していけるだろうと感じた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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