2016年08月01日 配信

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第二歩:海老川水系の川

船橋には50の川があると聞いて驚いたことがあります。調べてみると船橋市下水道河川管理課の河川一覧表には確かに47の川が掲載されていました。船橋の川は下総台地の縁を走る新京成電鉄の軌道敷沿いの分水界を境に、谷津の底を二つの流れになって東京湾と印旛沼に流れ込んでいます。下総台地が浸食されてできた谷状の地形が谷津で、房総独特の呼び名です。
中心になる川が海老川、桑納川、神崎川でこの3つの川に多くの支流が合流しています。東京湾に流れ込む海老川水系と呼ばれる川が、北谷津川、念田川、高根川、飯山満川、長津川などの川です。ほとんどの川はコンクリートなどで囲われ、風情を楽しむ「谷津歩き」にはなりませんが、源流まではおよそ3〜5キロの距離。人影も少ないかつての水田の小道を上流に向かって歩いてみるのも一興です。途中で谷津の斜面を覆う林の道を上がると、そこには暮らしを営んできた集落があり、船橋の原風景を目にすることができるでしょう。

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