2016年04月01日 配信

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船橋市運動公園、薬円台小、習志野台第二などを会場に2月に行われた平成27年度冬季ミニバスケットボール新人大会で男女アベック優勝を果たし話題を呼んでいる。

市内大会での男女同時優勝は18年ぶりの快挙

船橋市は、ミニバスケットボール発祥の地だと言われている。市内チームのレベルの高さは「県大会で優勝するよりも市内大会で優勝する方が大変」と、各校の顧問が冗談半分で口にするほどだ。市内にはたくさんの強豪チームが存在し、優れた指導者にも恵まれている。実力伯仲する中でもまれ、子どもたちがスポーツに熱中できる環境が整備されている。そうした船橋のチーム事情にあって、習志野台第二小学校のアベック優勝は、平成9年の八木が谷小学校以来18年振りとなる快挙 なのだ。
ミニバスは春と秋に市内大会、冬に次世代の力を試す5年生以下が対象の新人戦が行われる。県大会はオープン参加、市内大会での成績は関係ないのが特徴だ。ちなみに男子部は、今期県大会でも2位。市内大会でも目下3連覇中だ。結果を残せている理由について「子どもたち、指導者、保護者の三位一体の団結力です」と、ニンマリ笑う齋藤英和先生(40)。しかし、同部は他校との合同練習や練習試合も頻繁に行い、齋藤先生は他チームの指導者に求められれば惜しげもなくノウハウを公開している。「市内のミニバス指導者は頻繁に情報交換を行っています。指導レベルの底上げに熱心なんですよ」と齋藤先生。

アベック優勝の陰に苦しい試合

「今大会で最も厳し かった試合は、前原中野木との試合」と、男子部の試合を振り返る齋藤先生。1点差で負けていた苦しい試合展開、キャプテンの田中翔彩くんが相手ボールを奪い、残り7秒で逆転のシュートを決め、劇的な勝利を生んだ。
一方の女子部、「決勝トーナメントの初戦、宮本小学校との試合が最も厳しかった」 と、顧問の齋藤圭介先生。試合開始早々、ビハインドを追う展開に。何とか逆転をしたもの の逃げ切れない状態でのシーソーゲームが続いた。女子部の特徴は、1対1に強いこと。一人一人が役割をきっちりと理解し、一生懸命にボールを追うという。「基礎がしっかり身についてきた結果です」と、齋藤圭介先生。今年の新人戦メンバーが春・秋と活躍する新年度に期待がかかる。

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