コンシェルジュが24時間常駐のシェアハウス

2014年、高齢者向けの介護事業所としてオープンした船橋ケアセンターそよ風（船橋市夏見4-35-9、TEL 147-411-0361）が1月16日・17日の2日間にわたり自立型高齢者向けシェアハウス事業の入居説明会を行った。同施設を運営するのはユニマット リタイアメント・コミュニティ（港区南青山）。デイサービス、ショートステイ、訪問介護、訪問看護、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、各種介護事業を全国に展している。また玄関マットやオフィスコーヒーで知られるユニマットライフ（同じく港区南青山）などと同じグループ会社だ。
今後、同社では「介護事業所」の一部を順次自立型高齢者向けシェアハウスとして転用し、生活習慣病の改善等に興味を持つシニア層へ向けての貸出し事業に転用していく。
同社広報担当の吉田塁さんは「食事は栄養士が管理した栄養バランスに配慮したメニューを提供。運動器具が自由に使え、日中は同一敷地内に看護師も常駐。また、コンシェルジュが24時間常駐しているため常に人の目があり、一人で生活するのが心配な高齢者に最適」とした上で、「自立生活を行える高齢者でも、夜独りでは心細いという方やご家族からのニーズがあった」と、新規事業進出 に至った経緯を話した。

介護事業の知見を生かして

同施設は、段差の解消や手すりの設置などに配慮されたバリアフリー設計。加えて、室温の管理も介護事業のノウハウを適用している。また、同事業では地域との連携による「就労サポート」や、同居よりも近居の方が親族間トラブルを回避できる「二世帯近居」、グループ内の他施設にお試し移住できる「ワープステイ」などの提案も行っている。船橋では2月から入居を開始しており、「いつでも相談できるコンシェ ルジュが居て安心です」「1階がデイサービスなので、是非、活動参加してみたい」「自由な雰囲気と気軽さが魅力ですね」「ありそうで無かったサービスですね」などといった感想が上がっているという。

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