2015年12月01日 配信

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10月6日に発売された吉本ばななさんの小説「ふなふな船橋」の単行本の売れ行きが好調だ。同書は朝日新聞夕刊に今年3月から8月まで連載されていた。
小説の主人公「はな」は、15歳の時に一家離散で船橋の叔母と二人で暮らすようになった少女。はなの心の支えは、別れ際に母からもらった船橋市非公認キャラクターふなっしーのぬいぐるみ だった。
孤独な少女が叔母や友人などの優しさに包まれ、ふなっしーの言動に励まされ、悲しみを乗り越えて成長していく様が繊細なタッチで描いている。
舞台の中心地は船橋駅から海老川近辺。小説には実在する船橋駅前の百貨店、量販店、飲食店などが登場する。玉川旅館、おかめ寿司、椿屋、八十郎商店など 実名で登場する場所も。船橋市のB級グルメ「ソースらーめん」や「すずきめし」も登場する。市内各所の書店では、小説の冒頭では、東武百貨店船橋店5階の旭屋書店が登場。同店では、一時品切れになるなど、他県の店舗に比べケタ違いの売れ行きだという。また、船橋駅前の「ときわ書房」(船 橋市本町4-2-17)で は300冊以上の売れ行きをあげており、買い求める人が後を絶たなかった。

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