2015年08月01日 配信

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月に行われた第62回NHK杯全国高校放送コンテスト千葉県大会 の朗読部門と、昨年11月に行われた第27回千葉県高文連放送コンテスト朗読部門で共に優秀賞を獲得、全国大会の切符を手にした

◆読み班と技術班で交流切磋琢磨で確実に成長

第62回NHK杯全国高校放送コンテスト千葉県大会の朗読部門で県立船橋高校放送委員会2年生の谷川月彩さんが、第27回千葉県高文連放送コンテスト朗読部門で同2年生の佐藤榛夏さんが優秀賞を手にした。「信じられなかった」「うれしかった」と喜ぶ2人は、7月下旬に行われた全国大会にも出場した。
同委員会には読み班と技術班があり、読み班はアナウンスや朗読、技術班は映像制作やラジオドラマの制作などをメーンに活動。共にNHK杯と高文連の2つのコンテストへの出場を目標に、読み班は発声練習や滑舌訓練など、技術班は企画を練ることから取材撮影などを日々の活動としている。また入学式や卒業式、集会などの器材のセッティングやお昼や下校の放送、オリエンテーションの司会、学校説明会のビデオ制作なども担当。昨年はインターハイの水球競技の開会式と閉会式で司会も担当した。
NHK杯朗読部門は課題図書の中から『屋根の上のスワン』を選び、制限時間2分で読める場面を選択、「聴いてくれる人が2分間の朗読でその本の世界を感じてもらえるような場面を選びました」と谷川さん。
一方高文連は2年がかりの大会で、県大会は昨年の11月に行われた。朗読は千葉県ゆかりの作品、または千葉県ゆかりの作家の作品からという条件なので、「伊坂幸太郎の『重力ピエロ』から2分以内の場面を原典のまま読みました」と佐藤さん。
顧問の香取宏先生は「他の委員会とは性質が異なり技術のいる活動内容なので、学校設立当初から部活のようなシステムで活動しています。3年間で、確実に成長してくれています」と話す。
過去にはNHKのアナウンサーも輩出、谷川さんや佐藤さんをはじめ、多くの部員は将来、通訳や声優、テレビの番組制作などを目指して活動しているという。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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