2015年07月31日 配信

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三十一歩:市川真間

JR下総中山駅の南口を出て、少し左側へ歩きます。南(右)へ道を入り、真っ直ぐ行くと真まま 間川(写真①②)に出ます。この川は幅の広い、護岸がしっかりした一級河川です。この川の北側(本中山三丁目南部)が小字「放水上」(ほうすいかみ)、川の南側(本中山四丁目)が「東放水下」と「西放水下」といいます。
この小字は大正年代に設定された新しい地名です。
大正の始めごろ、毎年水害にあっていた市川の真間低地からの排水や、逆に水が不足がちであった葛飾田圃の耕地整理をするため、大正二年「八幡町他六ケ村耕地整理組合」が設立され、畦畔の整備や用水路の設置が計画されました。大正九年には竣工式が行われています。ですからこの川は最初「放水」あるいは「新川」と呼ばれたのです。近くに「新川商店街」(市川市鬼高・写真③)があるのはそのためです。最近、再度改修が行われ、これまでの真間川よりも太く立派な「真間川」になりました。工事以前は「身洗田」と「沼」という小字があった所でもあります。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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