2015年06月01日 配信

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この人に聞きました!

株式会社丸あ商店社長
古谷千秋 さん

◆船橋市場から商品を仕入れて60年

弊社は昭和29年に先代の古谷篤が船橋駅近くに、店舗に4畳半の自宅スペースが付いた八百屋を開業したのが始まりです。この店舗は「あつし」の「あ」から名前を付けて「丸あ青果」と名付けました。
当時は船橋の市街地を中心に11の青果市場、船橋駅の南北に2つの民営市場がありましたが、私たちは、海神6丁目に開設されていた山西市場という青果市場を主な仕入れ先にしていました。
昭和46(1969)年、市内に点在していた市場の機能を集約し、飽和状態だった生鮮食料品の流通改善を目的に、現在の船橋市場が開設されました。これに伴って、私たちも船橋市場で市内の八百屋の決済を代行してくれる「代払い制度」を提供する船橋青果商業協同組合(通称=船青商)に加盟し、仕入れを行うようになりました。
昭和52(1977)年になると、当社店舗の場所に東武百貨店船橋店が開業。丸あ青果は、代替店舗として同百貨店の地下一階に「丸あ商店」を開店。毎日2万人が来店する同百貨店の売上拡大とともに船橋市場での取引も増加し、これに伴って市場内の仲卸各社との直接取引が始まるようになりました。
平成元年に栃木県宇都宮市、同14年には大田原市に営業所を開店(ともに平成26年8月で閉鎖)。また今年2月24日からは有楽町駅中央口前の広場地下1階に「有楽町マルシェ」を構えることになりました。
現状では6月までの期間限定ですが、市場直送の新鮮野菜販売と船橋産の良い物のアピールを主軸に、船橋市場のアピールも行う船橋物産店の位置づけと考えています。「船橋から来たよ~」と声をかけて頂けば何かしらのサービスをさせて頂きます、ぜひお立ち寄りください。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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